視界性評価を客観的に行うには

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視界性評価を客観的に行うには

立地について,実査,看板

2020/03/18 視界性評価を客観的に行うには

昔から、店が見えるかどうかが、売上・客数に大きな影響を与えるということが、直感的にわかっていた。

 

だから、「見えがかりが良い」、「露出が良い」、「よく見える」などと表現されてきた。

 

しかし、いざ見え方について、その程度を判定しようとすると、たいてい困ってしまう。

つまり、数値化ができないわけだ。

数値化ができないということは、見えるか見えないかが、主観的に主張するだけでになる。

そうすると、見る人によって、見える、見えないが異なってしまう。

 

これでは、納得がいかない。

 

見える・見えないは重要な立地の要因であるのなら、それを何とか客観的な数字にしなければならない。

 

たとえば、「30m手前から見える場合は見えるとする」などという涙ぐましい基準(?)も作られたりした。

しかし、これでは、何の改善にもなっていないことがすぐわかる。

 

また、評価者がつねに同じ人であれば、基準があやふやにならない ということを主張する人もいた。

しかし、同じ人だからと言って、基準があやふやにならないと本当に言えるだろうか。もちろん、そんなことはない。

人は、その日の気分によって、同じ風景でも異なった感情を抱く。それこそあてにはならない。

 

それでは、ということで、複数の人がいつも評価すれば良い。そして、その平均(または合計)をとったらどうだ。

これは、フィギアスケートの採点に用いられている方式と同じだ。

たしかに、これならある一定以上の「正確さ」が保持できるかもしれない。

 

しかし、これを、立地調査の現場で行うには、あまりにコスト(人件費)がかかるきわめて非効率な方法になる。

 

というわけで、一人が測定する。その結果は、他の誰が採点しても同じような値になるようにするにはどうしたら良いか。

ここを考えるようにしないといけない。

 

そして、最初の問題は、「見える」とはどういうことかを特定することだ。これが曖昧ならどうやったって正確な採点はできない。

この問題を取り組んだ人は、私より前には皆無だった。

 

私は、視界性(見える)ということを6つの要素に分けた。

 

視界障害、視界融合、視界退行、視界離脱、視界縮小、視界補助の6つ。

 

次に、これらのことを、どういう状況で採点するかを決めた。

店側車線で看板(店舗)から100m手前で、普通乗用車のドライバーの目の高さで、車が進行する方向に目線を合わせた状況で採点する。

これを反対側車線でも同様に行う。

 

こうしたことを考えて行って、一定の視界性評価の手続きを決めた。

 

しかし、今だ道半ばで、完璧な方法は見つかっていない。

見る 中腰 手をかざす

 

 


 

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