バイパスは立地の困り者

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バイパスは立地の困り者

立地について

2020/01/15 バイパスは立地の困り者

多くの幹線道路は、少し大きな町があるとその中心に近づくにつれて車両の数が増え、交差点信号も増えるので渋滞が発生しやすくなる。

こうした渋滞をなくし、車両の混雑を避けるために作られるのがバイパス道路(「バイパス」と略して呼ぶことが多い)なのだが、通過する車両の利便性が却って立地上は繁盛を遠のかせる要因となる。

なぜ、そうなのかと言えば、話しは簡単である。

バイパスは、もともとの幹線道路が進むべき方向と、同じ方向に行くように作られる。違う方向に行くようになったらそれはバイパスの意味をなさない。

したがって、バイパスともともとの幹線道路は、ほぼ平行に走るようになる。

このため店から遠いほうの道(バイパス)より向こうに住んでいる人々が、店に来なくなるからだ。

 

位置関係はこうだ。店-道1-道2-人々 だが、

この位置関係にある場合の人々は、どこかへ行くとき、道2がバイパスであれば、わざわざ道1まで出てきて渋滞に巻き込まれるようなことはしない。

ということで、この人々は滅多に道1沿いにある店に出てくることはないので、大きな確率で店を知覚しないし、利用しない。

 

すなわち、バイパスは商圏を分断するのである。

バイパス道路

 

 


 

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