”営業時間”はチェーン企業のもっとも大事な掟かもしれない

(有)ソルブ 林原安徳

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”営業時間”はチェーン企業のもっとも大事な掟かもしれない

店舗営業,出店戦略,開店・閉店

2019/10/07 ”営業時間”はチェーン企業のもっとも大事な掟かもしれない

チェーン企業が示した重要な経営姿勢は「営業時間」だと言っても過言ではない。

お店が何時に開店し、何時に閉店するか、これをチェーン企業に属するすべての店に完全に徹底する。

 

一見当たり前のことのようだが、実は決して当たり前ではない。

 

どんな商売、どんなビジネスであれ人間がやることだから、どうしてもそこに「不確実さ」「あいまいさ」が入り込む。

とりわけチェーン企業を担う人々の大半は、そんなに優れた人材ばかりとは言えない。

高校に通っているばかりの10代の若者もいれば、職がなくて臨時に採用された者、勤務経験がなくしばらく家庭の専業をしていた人、多くはそんな人たちだ。

 

しかし、こと「営業時間」については、徹底して教え込まれる。

8時にオープンと決まっていれば、7:59に開けてもだめだし、8:01に開けてもいけない。

 

店舗の表には、営業開始時刻と閉店時刻が必ず書かれており、この時刻を守ることが絶対ということになっている。

理屈なしに教えられ、正確に行って当然。そういう雰囲気がどのチェーン店でもある。

 

この営業時間を守ることに、どれほどの価値があるのか。この点について説明する人はあまりいない。

あまりに当然であるからなのだろう。

 

ただ、考えてみれば、これが多くの利用者、お客さまの安心感、その店に対する安心感を生む。これは間違いない。

 

日本では、ファストフードはおろか、銀行やスーパーマーケットはもちろんのこと、パチンコ店も営業時間を厳守する。

時間厳守は、少なくとも日本においては、生活の前提であるかのような印象を受けるほどだ。

 

開店時刻が臨時に変更になると、それだけでニュースになる。「開店前の大混雑をみて、1時間早く開店しました」云々のニュースはよくある。

 

時間が多少変わっても文句が言われないのは、交通事情に影響されるバスの運行時刻と豆腐の行商人くらいだ。

 

店やビジネスの安心感を生み出す「営業時間厳守」の姿勢は、チェーン企業にとっては生命線とも言える。

 

だから、開店時刻が日によってバラバラ、閉店時刻もバラバラ、そういう店があちこちにあるようなチェーン企業は早晩だめになる。

営業時間は、どこのチェーン店も大きな声では言わないが、最も重要なルール(「掟」おきて)だと言えるだろう。

 

蛇足になるが、私は、日本の商店街が衰退化している内的な原因の一つが、商店の多くが開店時刻も閉店時刻も守らない多くの商店にあったのではないかと思っている。

「少しぐらい開店が遅れたからって、どうってことないでしょ」。

これは、のんきな商店主では済まされない。

一事が万事。営業時間も守れないビジネス感覚はすべてにおいてルーズで無責任な行動となっていたのではないかと思われてしまうからだ。

 

営業時間

 

 

 

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