SCで見落としていけないのが、動線上に存在する“溜り場”です

(有)ソルブ 林原安徳

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SCで見落としていけないのが、動線上に存在する“溜り場”です

立地について

2019/08/27 SCで見落としていけないのが、動線上に存在する“溜り場”です

ここ1ヶ月ぐらいの間で、クライアントから調査依頼のあったショッピングセンター内の出店候補物件を、4件立て続けに“ボツ”にしてしまいました。

 
つまり、「時期尚早で、今ここに出店するのはリスクが大き過ぎる」とコメントしたわけです。

 

 

私のクライアントが、さぞがっかりしているか、と言えばそんなことはありません。

第一に、「もし、調査をせずに出店していたら、多額の損失を被っただろう」という信頼が得られているからです。

 

もう一つあります。
それは、私は、その物件を調査すると同時に、「この物件がだめだとしたら、どこがベストだろうか」ということを考えながら(探しながら)見るようにしているからです。

 

そして、たいていの場合、そういったより良い物件、あるいは最高の物件を見つけることができます。

 

 

これは、決して私だからできるのではなくやろうと思えば、誰もができることです。

では、どうやったら良いか。

これまでのこのコラムをお読みになってきた人ならもう答えはお分かりかと思いますが、最近メルマガの新規登録が増えておりますので、改めて書きますね。

 

SC(ショッピングセンター)には、必ず大きなTG(ティージー:交通発生源)が複数あります。

 

 

そのまず第一は、核テナントです。
大抵は、大きめのSM(スーパーマーケット)やGMSです。
時には、大型ドラッグストアであったり、ホームセンターであったりします。

まず注意してみるべきは、生鮮売り場とそのお会計レジです。

 

主婦の買い物の頻度は平均3日に一度ですので、実査の時、そこにいる買い客の約3倍が顧客人数だと推測できます。
もし、お会計レジが5台以上フルで活動し、列ができているようなら、その核テナントにはTGとして一定の吸引力があると見てよいでしょう。

次に、駐車場とその出入り口もTGでしたね。
これが、屋上にあるようなら、屋上とSMを結ぶ動線ができます。
3Fや2Fにあっても同様です。

そして、見落としていけないのが、動線上に存在する“溜り場”です。
買い物を終えた人が一休みしたり、一緒についてきた子どもや親が待っているような空間です。
この動線上の“溜り場”となるTGこそ、ベスト立地の最大の条件です。

 

ここから視界性評価がよくて(お店がよく見えて)、到達しやすい。
こういう物件を探すのです。
SC内における、とっておきの立地ですので、是非、覚えておいてください。

 

冒頭でなぜ4件とも、“ボツ”にしたかというと、いずれも、この重要なTGからまったく離れていたからです。

 

そして、私のクライアントが喜んでくれたのは、その代わりのベスト立地を見つけ、指摘したからです。

 

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