自分が見えているようには見えていない

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自分が見えているようには見えていない

立地について,視界性・看板

2019/08/19 自分が見えているようには見えていない

今日は視界性評価についてです。

視界性評価には2種類あります。
TG視界性と動線視界性です。

 

TG視界性は、TGからどのように見えるかということです。

 

この場合、人は、静止している、または、非常に緩やかに歩いている、あるいは、立ち止まってキョロキョロしている状態です。

商業施設ならば、その出入り口付近やエスカレーターの昇降口付近などのTGからの見えやすさを言います。

 

車のドライバーならば、交差点TGなどでの見えやすさです。
走行中より、信号などで一時停止している時の方がよく見えるようになりますね。
ですから、交差点付近などに、看板を置くことで、お店の視界性を格段に高められることがあります。

 

 

 

もう一つの視界性評価は、動線視界性です。

 

これは、TGとTGとの間を行動している人にとって見えるか見えないかをチェックすることです。

自分がよく知っている店や自社の出した店、愛着ができてしまった物件のような場合は、客観的に見ることができなくなることがあります。

 

「自分以外の人は、自分が見えているようには見えていない」ということを肝に銘じてください。

 

例えば、歩行者ならば、間口の狭い店が1mも道路からセットバックしているならば「見えない」ものと思った方がよいでしょう。

 

「そこで、ちょっと振り向けばみえるじゃないか」などと甘く考えないことです。

 

また、商店街などで人通りが多い場合では、目の前を歩く人々が邪魔になって、お店や看板が見えなくなるということが、しばしば発生します。

 

同じことは、車ドライバーに対しても言えます。
むしろ、運転に必要な情報だけを、ふるいに掛けて見ているためお店やその看板などは、歩行者以上に見ていないと考えるべきでしょう。

 

具体的に書くと
ドライバーはプラスマイナス4度の視野に入るものしか見えません。
この視野は、手をまっすぐ目の前に伸ばして、中指と薬指を折ったとき、人差し指と小指の間に見える視野とほとんど一致します。
数字で言うと、60センチメートル行ったところで8~9センチメートルの幅で見える視野です。

ですから、車ドライバー対象のビジネスを展開するなら、出店前の調査では、必ず、車線に出て中腰になり手をまっすぐ伸ばし、指を立て、人差し指と小指の間にお店または看板が見えるかどうかをチェックしなければなりません。

 

ついでに言いますと、見えていなければならないのは100m手前からお店に至るまで、その間ずーっとです。

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