知覚閾を越えた「知覚」があるからチェーン店は繁盛する

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知覚閾を越えた「知覚」があるからチェーン店は繁盛する

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2019/07/15 知覚閾を越えた「知覚」があるからチェーン店は繁盛する

 

前回は、行動ベクトルの作り方、知覚基本式、そして知覚閾(チカクイキ)まで話しましたね。
ちょっと難しかったでしょうか?
もう少しお付き合いください。

 

今回は、いよいよその核心、ブランデリア、知覚率、そして、出店配置効率の話です。

 

 

チェーン店というのは簡単に言うと、原則として、同じ看板と同じビジネスフォーマットで出店していくものです。
つまり、人々は、
「あちこち」にある“同じ名前の看板と同じような商売の仕方”を見てそのチェーン店についての認識をする。
重要な点は、この「あちこち」です。

 

 

どうして、人々は、「あちこち」にあることを知るのでしょう?
それは、「あちこち」で「見る」からでもありますが、「あちこち」にあることを、自分以外の人(他人)から「聞く」からでもあります。

 

 

ところで、その店のことを知らない人、見たことはない人と、その店のことについて話をして、盛り上がることができるでしょうか?

 

できませんね。

 
見たことがある、聞いたことがある必要があります。
ですから、自分が複数の店を見るにせよ、他人から聞くにせよ、いずれも、その場合の「あちこち」は、自分が生活しているところに近く、行動ベクトルが似ていることが不可欠の条件です。

 

そこで、知覚閾の出番です。
仮に自分がそのチェーンを知らなかったとしても、他人からその名前を聞いて、「ああ、そう言えば、そういう名前の店があったな」と思い出すことがありますね。

 
つまり、1つの店では、認識できなかったものが、複数の店を見たり、聞いたりすることで、チェーン店としての認識が起きる。
これが、知覚閾を越えた「知覚」です。つまり、チェーン店は、複数の店を出店することによって、こうした「知覚」を生じさせる。
だからこそ、チェーン店は、単独の店よりも、多くのお客が訪れ、高い売上げが獲得できると考えられるのです。

 

 

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