知覚基本式と知覚閾(チカクイキ)とは何か

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知覚基本式と知覚閾(チカクイキ)とは何か

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2019/07/17 知覚基本式と知覚閾(チカクイキ)とは何か

まず、知覚基本式。
これは、

(1)「行動ベクトルの方向と、お店がある地点へ向けた方向、その二つの方向によって、人々のお店に対する知覚の仕方が異なる」

ということと

(2)「お店が近いときと離れているときでは知覚の仕方が異なる」

という2つのことを、数式で表したものです。

 

たとえば、行動ベクトルの方向と、お店がある方向が同じなら、
知覚しやすいですね。
ところが、もし、この方向が違っていたら、知覚しにくい。
また、遠くにあるお店より、近くにあるお店のほうが、知覚しやすいですね。
要するに、人は、自分の向かう方向と、お店のある方向、そして、距離、この3つの関係によって、お店に対する知覚の度合いが違っているということです。

 

 

もちろん、知覚の度合いが大きいほど、そのお店は、よく知られ、よく利用されます。
ここがポイントです。

 

そして、もうひとつポイントがあります。

それは、人は、少しぐらい知覚したところで、その存在を認識したり記憶したりしない、ということです。
お店を何度も何度も見るとか、あそこでもここでも見るとか、ある一定以上の知覚をしなければ、そういうお店があるということを認識しないのです。

 

つまり、ここから
「認識が始まる、ある一定の知覚の度合い」というものを仮定することができます(この度合のことを「知覚閾(チカクイキ)」と呼びます)。

 

この知覚閾以上の知覚がされていて、初めてそのお店があると認識されるのです。

 

 

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