店舗開発と売上予測(53-1)3番目の市場力を探す 5

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2019/07/09 店舗開発と売上予測(53-1)3番目の市場力を探す 5

店舗開発と売上予測(53-1)3番目の市場力を探す 5
さて、ある人から、問い合わせがきました。
「市場力というものがあるのは分かりました。そのために、データを収集するというのもわかりました。でも、収集したデータから、どうやって、市場力を見つけるのかがわかりません」
大事な質問です。核心を突いています。

その答えはズバリ、「相関をとります」です。

統計学を少しでもかじった人なら、わかるかもしれませんが、「相関」は統計学の中で一番頻繁に実社会で利用される概念の一つです。

ですから、ここで、くわしく易しく説明したいと思います。
「相関をとる」ことを、「相関分析」とも言います。

相関分析をするには、1対のデータがたくさん必要です。
「たくさん」とはサンプルが100とか200とか、時にはそれに「万」という単位が付くくらいの数を指します。
たとえば、20000人のサンプルがあって、その内、喫煙者が10000人と非喫煙者が10000人と同数だったとしましょう。これらの人を時間的に追いかけていって癌に罹った人の数を調べたとします。人口 売上 グラフ
すると、喫煙者では10人、非喫煙者では2人だったとします。
すると、癌に罹る危険度は、喫煙者のほうが、非喫煙者よりも5倍高い、という傾向があることがわかります(実際は2倍から100倍だそうです)。
これも、相関の一種です。

市場力になる指標かどうかを調べるための相関分析は、次のように行います。

まず、エクセルなどの表計算ソフトを立ち上げます。
そして、既存店の名称を1列に記入しましょう。既存店の数は30あるとベストですが、10くらいでもけっこうです(2や3ではちょっと無理ですが)。
その隣の列に、各店の売上げ(月商でも、日商でも良い)を書き入れます。
さらにその次の列に、各店の商圏データ(市場力の指標の候補)を書き入れていくのです。

例えば、弊社の「統計てきめん2プレミア」で、半径2km圏内の「人口男18才(2005年)」という商圏データを、各店ごとに算出して、これを書き入れると良いわけです。

データが揃ったところで、それでは、相関分析にはいっていきます。

エクセルをご使用の方でしたら、メニューから[ツール]をクリック、その一番下のほうに表示された「分析ツール」をクリックしてください。
すると、いろいろな分析メニューが出てきますから、この中の「相関」を選んでください。あとは、「入力範囲」に、「売上げ」が記載された範囲と、その指標が記載された範囲が含まれるように、マウスをドラッグして入力し、最後に「OK」をクリックすれば終わりです。
エクセルの[ツール]の中に[分析ツール]が出てこない場合があります。その場合は、同じ[ツール]の中にある[アドイン]をクリックしてみてください。
それで、現れる画面内のリストに「分析ツール」があるようなら、その左端のチェックボックスにチェックを入れて使えるようにしてください。
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