新しい統計指標 年収別世帯数は、六本木と下町の違いを明確に映し出す

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新しい統計指標 年収別世帯数は、六本木と下町の違いを明確に映し出す

立地について,商圏

2019/05/22 新しい統計指標 年収別世帯数は、六本木と下町の違いを明確に映し出す

 

年収別世帯数、この統計名を聞いたことがある人は余程の“統計通”だ。
最近になって登場してきた統計からだ。

 

統計とは言っても、これは厳密に言うと、推測値である。

 

ナアーンダということ無かれ。推測値と言えど、これはきわめて正確に商圏の質を反映している。

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例えば、六本木あたりの1km圏の世帯数を集計してみよう。

東経139度43分51.92秒、北緯35度39分6.03秒、ここは、日本一、地価が高い地域としても有名であり、そこに住む世帯の所得が高いのは言わずと知れたことである。

 

ここで、年収1500万円以上の世帯は、4、440世帯。

1499以下1000万円以上は、3,660世帯。

同様に700万円以上は3,796世帯。

500万円以上が2,973世帯。

 

400万円以上が1,872世帯。

300万円以上が2,383世帯。

200万円以上が2,145世帯。

200万円未満が3,055世帯。

 

合計で、24,323世帯。

 

年収1500万円以上の「お金持ち」世帯は、その18パーセントを占める。

 

これに対して、200万円未満の「低所得」世帯は13パーセントである。

 

 

 

では、東京の下町ではどうだろう。

 

墨田区の清洲橋通り、扇橋2丁目交差点を中心に上と同じように集計してみよう。

 

まず、合計だが、26,486世帯。

 

これは六本木よりやや多い。

 

では、年収別に見るとどうか。

年収1500万円以上の「お金持ち」世帯は、867である。

 

比率にして、3.3パーセント。六本木と明らかに差がある。

 

 

そして、200万円未満の「低所得」世帯は4,618で、17パーセント。

 

こちらも六本木より4ポイントほど多い。

 

 

予想した通りとはいえ、

 

こうして改めて、“数字”で客観的に知ることができるところが重要だ。

 

 
ちなみに、

 

扇橋2丁目交差点周辺の人口は、

62,335人(男31,296人、女31,039人)で、

1世帯あたりの構成人員数は2.24人となる。

 

 

これに対して、六本木周辺の人口は、

44,086人(男20,427人、女23,659人)であり、

同様に人員数は、1.74人である。

 

扇橋より少ない。(*注)

 

 

すると、六本木周辺の人々は、

 

単に世帯あたりの収入が高いばかりではなく、人員当たりでも収入が高いことがわかる。

 
つまり、「やっぱり」六本木の住民はリッチなのである。

 

 

 

この年収別世帯数は、統計データを販売する調査会社が数社、算出し公開している。

 

とはいえ、高額である。これを表示集計するソフト(GIS)を含めると数百万円になる。

 

 

ここで、ちょっと宣伝をさせていただくが、弊社では、毎回、無料で提供している。無料である。

 

詳しくは、弊社ホームページを見てほしい。こんな会社は他にない。

 

 

(*注)商圏データ集計ソフト“統計てきめん2プレミア”にて算出。

 

 

 

 

さて、冒頭で、年収別世帯数は、推計値であると書いた。

 

 

では、どうやって推計したのだろうか?

 

この推計の方法は、各社の秘密であって、なかなか全貌を知ることはできない。

 

しかし、国勢調査のデータと、住宅・土地統計調査のデータをもとにしていることは確かである。

 

前者は5年に1回、日本に住む全世帯を対象に行う調査であるのに対して、

後者も5年に1回と頻度は同じだが、全世帯ではなく、ランダムに選んだサンプル調査であるところが異なる。

 

 

 

 

 

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