立地コラム(17)マーケット規模とは、「人口」のことではない 

(有)ソルブ 林原安徳

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立地コラム(17)マーケット規模とは、「人口」のことではない 

立地について

2019/05/15 立地コラム(17)マーケット規模とは、「人口」のことではない 

立地コラム(17)マーケット規模とは、「人口」のことではない
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イメージ図です

●立地コラム(1)手ぶらで現場を見に行く 1
●立地コラム(2)手ぶらで現場を見に行く 2
●立地コラム(3)手ぶらで現場を見に行く 3
●立地コラム(4)店は立地よりも、商圏だ
●立地コラム(5)セットバックした店は、長続きしない。だから工夫を。
●立地コラム(6)結局、物件というものは、どこかの撤退物件。
●立地コラム(7)物件探しで、重要なのは、利用者つまり住む者の利便性
●立地コラム(8)赤字の店1店舗出すことは、もう1店舗も犠牲になること
●立地コラム(9)人は、住んでいる場所によって他の人と似たような行動をする。
●立地コラム(10)看板を増やせば売上げも増えるか?
●立地コラム(11)マーケットの大きさを知る
●立地コラム(12)マーケット規模とは、『人口』のことではない
●立地コラム(13)商業統計は「繁盛度合い」のバロメーター
●立地コラム(14)商業統計を「人口」に変換する 立地コラム(15)看板増やして売上げが増えるかは、業種業態による
●立地コラム(16)マーケットの大きさを知る
●立地コラム(17)マーケット規模とは、「人口」のことではない 

 

マーケット規模というと、すぐ「人口」と結びつける人がいる。
人口が大きければ、マーケット規模が大きく、小さければ小さい、と。
確かに、直感的には正しいように思えるから、これを否定する人は少ない。
しかし、私の理論SORBICSでは、これをきっぱり否定する。
人口は、マーケット規模を作る要因のひとつであって、マーケット規模そのものではない。
そして、人口は立地の良否を決定付けることはないが、マーケット規模は決定的である、と。

すなわち、マーケットとは「売買取引をする市場」である。その規模であるから、マーケット規模とは、「(市場の)取引き」の規模を指しているのであって、単なる「人口」ではない。
先月号にも書いたけれど、それは商業統計で捕らえることができる。
たとえば、小売業店舗数、小売業店舗従業員数、小売業店舗年間販売額、小売業店舗面積、小売業店舗来客用駐車場数などである。
人(人口など)が集まり、そこで、売買取引をする。その結果としての数字である。

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人口そのものと違うのは、人口そのものは「その地域に住む人の数」、もっと厳密に言うと、「夜間に就寝している人の数」を表している。
これに対して、そうした商業統計で捕らえる数値は、その人口以外の人も含めた多くの人々が、その地域でどれだけの商業取引をしているか、するだけの規模があるかを表している。
「人口以外の人」とは、就業者や学生などのように流入してくる人、それこそ買い物や用事で流入してくる人、遊びやレジャーで流入してくる人を指している。
どんな目的で流入してこようと、その流入の「結果」のほうが重要である。つまり、そこで、どれだけ商業的取引きがなされたかどうか、である。
人がたくさんいても、取引きが生じていないなら、そこは「市場」ではない。
ひらたく言えば、人々が、「そこでお財布を開いたかどうか」、「SuicaやEdyでチャリンとやったかどうか」、である。
この総量が、小売業店舗年間販売額(略して私は「コウリ」と呼んでいる)で表される。そして、このコウリこそ、立地の良否を知る上で最も重要な要因の一つでもある。(以下次号)

 

 

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