商業統計を「人口」に変換する & 購買流入指標

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商業統計を「人口」に変換する & 購買流入指標

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2019/05/13 商業統計を「人口」に変換する & 購買流入指標

 

マーケット規模は、小売業店舗数、小売業店舗従業員数、小売業店舗年間、販売額(以下「小売販売額」と略す)、小売業店舗面積、小売業店舗来客用、駐車場数などで表される。

とは言っても、イメージしにくいかもしれない。

たとえば、東京の新宿駅を中心とした500m圏の小売販売額(2002年)を、「統計てきめん(注※)」で集計すると、86,719,460万円と出る。

これでは、ピンと来ない。

そこで、これを107(万円)で割り算する。

86,719,460÷107=81万462

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この107という数字(注0)は、全国を合計した小売販売額を全人口で割った数字である。つまり、1人当たりの小売販売額=小売購買額である。
この107で割ることによって、地域の商業統計を「人口」に変換することができるわけだ。
新宿は、だから、500m圏に81万人強の「人口」があることになる。これを、「販売人口」あるいは、「購買人口」と呼んでいる。

 

 

 
ちなみに、統計てきめん2によれば、同範囲の2005年の人口は、2,845人である。81万462÷2,845=284.87、購買人口は、人口の285倍もある。この値を、「購買流入指標」と呼び、商圏あるいは地域の商業活性度(繁盛度合い)を見る指標になる。

 
新宿の購買流入指標は、285。その超巨大さが少し実感できるだろうか。

地方都市として、仙台と福岡を見てみよう?ここでもやはり「統計てきめん2」を使う。
仙台駅を中心にすると、小売販売額は15,049,780万円であり、その購買人口は14万652人となる。これに対して人口は、4,058人である。したがって、仙台の購買流入指標は、34.7である。
同様に、福岡は博多駅中心に集計する。小売販売額は8,976,110万円で、購買人口は、83,889人である。
人口は4,426人。したがって、購買流入指標は、19.0である。

 

いずれも、文字通り、購買で流入している度合いの強さを表している。

 

 
当然ながら、前回書いたが、この数値は「財布の口のゆるさ」でもある。もちろん、この指標のみが、その「ゆるさ」を表しているとは限らない。

 

しかし、この指標、購買流入指標が、1以上であれば、どんな地域、街であれ、「ゆるい」と考えてよい。

 

 
ちなみに、栃木県日光市の日光駅の周辺はどうか。日本有数の観光地のひとつである。
小売販売額は411,606万円で、購買人口は3,847人である。人口は1,636であるから、購買流入指標は2.35で、「1以上」である。
観光地でもこの考え方が成り立つことがわかる。

 

 

 

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