セブンの商圏・動線・競合店

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セブンの商圏・動線・競合店

立地について

2019/04/23 セブンの商圏・動線・競合店

昼間人口がこれだけ多いことは、商圏の特性上きわめて危険である。通勤者は夜間激減し、土日祭日は来ない。通常の商圏で1ヶ月31日営業できたとして、こうした商圏では、土日祭日を引いた20日分、つまり3分の2以下のポテンシャルしか無い。
しかも、通勤者の活動はきわめて制約を受ける。通勤の朝・夕、昼食時間帯、特別な用事がある時だけが外出を許される時間帯である。営業や商談に出かけるにしてもスピードが要求されている。加えて、購買性向の低い男性が圧倒的に多い。
こうした特性を「オフィス性向」と呼んでいる。セブン周辺は、中でも特にオフィス性向が高い地域である。
オフィス性向が強い地域での大原則は、「絶対に主動線をはずしてはならない」ということである。できれば駅や大型交差点に付けることである。なぜなら、通勤者は朝夕の通勤経路を1分、1秒でも早く駅と往復できるように選ぶからであり、営業・商談に訪れる人々も最も分かり易い経路を選ぶからである。
横断歩道があれば、そこを目指す。太い道があればそれを選ぶ。真っ直ぐ駅へ向かう道があるならこれを選ぶ。
●開店と閉店を決めるキーは、営業力と立地。埼玉県内は特に注意しよう。
●看板デザインの優秀な例は飲食業ならマクドナルドやデニーズ、物販業ならセブンイレブンです。
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では、セブン西新橋2丁目店はどうか。まさしく、この店前の道路は、450m東の新橋駅(乗降数463千人1996年)烏丸口へ直線で向かう主動線である。
間口が11m以上あり、街路樹はない。したがって、店前はもちろん車道を挟んで反対側の歩道を行く人にも充分店舗を知覚できる。
しかも、駅までの間の動線上に競合店は「1店もない」。確かに、面で見る限り多くのコンビニがある。しかし、動線上にはない。
つまり、セブン西新橋2丁目店は、現状、競合店から最もダメージを受け難い場所であり、かつ競合店に対して最もダメージを与えることができる場所でもある。
もちろん、交差点に面していないことは弱みではある。しかし、セブンはその交差点角地に今後しばらく競合店は出店しないと読んだに違いない。なぜなら、万が一取得できたとしても、ローソンもAMPMしてもファミリーにしても自社店舗と近すぎるからである。
主動線にあったからといって、その動線の深さ(長さ)がなければならないが、この店の位置は西の方向に500m以上動線が続く。このため、ざっくり言えば西に向かって半径100の円が3個分連なる商圏を形成する。図表①の昼間人口をこれで面積按分(3/25)すると13千人であり、オフィス性向の分(1/3)、競合インパクトの分(1/3)を引いてもなお43百人分のポテンシャルが残ることになる。これなら、標準店を作れる勘定になる。
出店を焦らず、地域毎の主動線を慎重に探索、家賃・設備等の出店条件を厳格に守り、満を持して乾坤一滴の立地に出る。
都内全域をカバーした戦略地図が出来上がっていることを想像させる出店である。実査の苦労をものともしないリクルーター達の強い気概を感じさせる。

 

 

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