地域の競合店とサポーターを探そう

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地域の競合店とサポーターを探そう

立地について,商圏

2019/04/18 地域の競合店とサポーターを探そう

(6―2)地域の重要度を出す
地域の重要度は、規模÷自店までの道のり×自店前の通過率(×100)で算出する。

 

例えば、地域のア、イ、ウの順に重要度が高いことにしよう。すると、この順番で味方(サポーター)につけていけば良いのだ。

 

この分析をしておくと直感的な常識とは異なった結果が得られる。

例えば、地域アは規模が大きく、直線距離も1・3KMと近いのでこの地域を味方(サポーター)にしたいと考えがちである。

しかし、目的来店するための道のりは2・5KMもあり、行動ベクトルから川下にあるため、その通過率もゼロであるというなら、味方(サポーター)にはできない。

 

逆に、地域イは直線距離は3・1KMと遠いものの川上にあり、その通過率は50%ある。こういうような場合は、その重要度は高くなり、結果的に味方(サポーター)となり得る。

 

STEP7:競合店の影響度を出す
さて、次は敵(エネミー)の絞込みである。どの敵を倒すべきかを見つけるのだ。

 

(7―1)競合店前の通過率を出す。
各地域から人々が行動ベクトルにしたがって動いたときに、競合店の前を通過するかどうかを調べ、その通過率を計算する。

ただし、複数の行動ベクトルを設定した地域は、自店に最も影響を与える方向だけで良い。

 

(7―2)競合影響度を出す
まず、競合店(1)について、地域重要度×競合店前の通過率 を、各地域別に計算する。

 

そして、その合計を出す。これが競合影響度である。同じように他の競合店も計算する。

 

例えば、4つの競合店が店舗からほぼ同じ1KMの所に出店しているとしよう。常識的にはこのすべてに戦いを挑まなければならなくなる。それでは非効率である。

 

川下にある競合店(4)が最も大きく、さらに競合店(1)、競合店(2)の順にほぼ半減しながら続く。そして、競合店(3)の影響度はゼロであるとしよう。

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こういう場合、競合店(4)を最優先で意識しなければならない。最大の敵は、競合店(4)である。

 

勝つために立地上でなすべきこと
味方を知り、最大の敵もわかった。あとは、戦うばかりである。その敵との商品の差別化、サービスの差別化、それらを味方の人々に積極的に知らせていけば良いのである。さまざまな販売促進活動を仕掛けていけば良い。
ここでは、その他にもできることとして立地上の改善を指摘するにとどめよう。代表的なものは、視界性の向上と、インアウトの改善である。

 

 

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