看板のシンボル化容易性条件とは

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看板のシンボル化容易性条件とは

売上予測,視界性・看板

2019/04/09 看板のシンボル化容易性条件とは

 

(5)視界拡張
上記とは逆に、道路が視界性を良くする場合がある。アウトカーブ外側(店が左側で、道路が緩やかに右にカーブしている」や店の直前または直後に信号があるために車両が一時停止するような場合である。
(6)視界補助
店が、上記(1)から(4)のような視界性を阻害するような条件にある場合にかかわらず、店は商圏内のすべての人々にその存在を知ってもらわなければならない。
野点(のだて)看板を設置するのはこれが目的である。野点看板は、補助看板であるから店から1・2分(距離で500mから1km)の間に設置しなければならない。
なぜなら、5分も行ってしまうと商圏外に出てしまうからである。

 

 

看板のシンボル化容易性条件
看板は、人々の訪店経験を記憶するためのシンボル表象である。

 
したがって、記憶できるシンボルとしてふさわしいものでなければならない。
人は、複雑な表象(形や色彩)を憶えることはできない。したがって、看板は、単純な造形・色彩でなければならない。

 
当然ながら、看板に記載された情報(文字の数)もきわめて少ないことが望ましい。
もちろん、人々は、多少複雑なシンボルであってもそれを無意識的に認識・記憶することができる。これがいわゆるパターン認識と呼ばれるものであるが、それでも記憶しやすいもの、認識しやすい形というものがあることに変わりがない。

 
また、店舗における人々の経験は多種多彩である。したがって、どんな経験であれ、それらのシンボルになりうるような柔軟性をもった形象、すなわち「抽象性をもったシンボル」でなければならない。
こうした認識容易性・抽象性をもった看板としてきわめて優れたシンボル表象の例は、マクドナルドのM看板、デニーズの六角看板、ナイキのシンボルロゴなどである。

 

 
以上書いてきたものがサイネフェクト理論の一端である。これから、店を出される方は、このサイネフェクト理論を是非マスターしていただきたい。

 

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