休日の通行量が多いことの意味

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休日の通行量が多いことの意味

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2019/03/02 休日の通行量が多いことの意味

これではお金の無駄遣いです。結果の地図も何だか分かりません(図3)

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一番簡単な分析を加えましょう。これは通行量の休日と平日の比率を見るだけのものです。これを休平比と呼びます。この休平比が1より大きければ休日の方が平日より多いことを意味します。1より小さければ平日の方が多い。実は、たいていの場所では、休平比は1より小さくなります。それは、平日はお勤めや学校などの用事で人々はあちこち動きますが休日は文字通りお休みになるからです。休日の通行量が多いのは、そこは休日でも集まってくる人が多いところです。つまり、買い物やレジャーなどで集まってくることを意味します。
そこで、大宮駅前の地図を①2方向とも1より大きい(○印)、②1方向だけ1より大きい(△印)、③2方向ともに1より小さい(!印)に分けて描画しなおします(図4)。

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当然ながら、○は商売に向いている場所、△は次に向いている場所、!は要注意の場所です。地図を見れば一目瞭然。TGとなる大型店を中心に○が9か所あります。中でも、右上の○は駅から300m圏(地図の中の円)を超えたところにあります。目立ったTGはありませんが商売に向いている場所です。△も含めればもっと場所が増えますね。
このように交通量は多いか少ないか、あるいは以前より多いか少ないかよりも、その属性(性格)を見ていく方がよほど役に立ちます。
車の交通量はどうか?
図6は、道路交通センサス(平成22年)にある埼玉県の交通量データ(の一部)を時間帯別にグラフ化したものです。

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だいたいの傾向が次の4つのようになることがお分かりになるでしょう。(1)朝に一番交通量が多くてあとは減ってしまう。(2)朝はそうでもないが夕方になると非常に増える。(3)朝と夕方の両方で交通量が多い。(4)一日中だらだらと同じように少ない交通量。

 

 

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