本格的に売上予測2 原則、店舗開発をする人であってはならない

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本格的に売上予測2 原則、店舗開発をする人であってはならない

売上予測

2019/01/09 本格的に売上予測2 原則、店舗開発をする人であってはならない

売上予測をエクセルで極める その81 本格的に売上予測
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単に、統計解析の手法として「数学的」に知っている人が作るというのもいけません。「数学的」に答えを出すということと、実用性のある確かな売上予測の手段を作り上げることは違うからです。
統計用語や統計の仕組みを知っているだけでは、売上予測はできません。売上に関係する立地の要因について様々な経験や深い考えを持っていて初めて豊富で正確なデータを得ることができるようになります。
もちろん、その反対に、立地については人一倍よくわかっているが、数学やパソコンは苦手という人にもこの分析には不向きです。
要するに、立地についてよく考え、経験した上でパソコンを使いこなせることが大事なのです。

チェーン企業内での役割
売上予測をする人は、原則として、店舗開発をする人であってはなりません。できれば、社長直轄、あるいは社長・経営者の特命を受けた「売上予測をする人(部署)」であることが望ましいのです。
それは、なぜかと言うと、店舗開発にはたいてい異なる二つのミッション(社命)が与えられているからです(図2)。1つは、「数多くの店を出すこと」、もう1つは、「売れる店・利益の出る店にすること」です。
ですから、仮に、店舗開発をする担当者が、店舗の数に重きを置いた場合、それは、賃料を含めどんな条件であっても契約することを優先するようになるでしょう。その結果、立地や売上予測は後回しにされ、結果的に不振店を多く出すことになります。
それとは反対に、売上や利益に重きをおくようになると、売れなかったり、利益が出なかったりした場合を恐れるあまり、出店することに臆病になります。 その結果、チェーン企業としてなかなか出店が進まないという事態が起こります。

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