比較法2 既存店を選び立地要因をリストアップする

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比較法2 既存店を選び立地要因をリストアップする

売上予測

2019/01/05 比較法2 既存店を選び立地要因をリストアップする

売上予測をエクセルで極める その74 比較法

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Step1.既存店を選ぶ
比較法を行うためには、既存店が4店舗以上あり、それぞれの月間売上が6か月以上あることが必要です。仮に、それより少ないような場合は、同業他社の店であっても構いません。ただし、既存店同様、月間売上がわかっていなければなりません。売上でなく客数でも構いません。
6か月というのは、最初の数か月間は、開店景気で売上が通常より良かったり、あるいは逆に、認知が浸透していないため悪かったりする場合がありますので、この期間を除いて月間売上の平均を求めるたまです。ですから、仮にデータが1か月分しかない場合はでも、この補正ができるようなら、それでも十分です。
また、既存店が多くて、数十店ある場合では、その一部、10店舗程度を用いれば良いでしょう。また、数年分以上の月間売上があっても、最寄りの1年間の平均売上が用意できれば十分です。ただし、その1年間の中で、環境や営業方法などの激変があったような場合は、その月以降の月間売上の平均を使った方が良いでしょう。
既存店の選び方ですが、これは、ランダムにします。そして、選んだ店(サンプル店)の売上の平均と全店のそれがほぼ同じになるようにしてください。つまり、売れている店だけ選ぶ、売れていない店だけ選ぶということはしないようにしてください。

Step2.立地要因をリストアップする。
比較法の中で、一番、重要なStepです。
なぜなら、ここで考えうる大事な立地要因を用意できなければ、どんなにやっても高い精度の売上予測はできないからです。精度のカギはこの段階で決まると言っても過言ではありません。
とは言っても、慎重になる必要はありません。必要そうな立地要因は後で加えたり、減らしたりできます。
では、どういう立地要因をリストアップすればいいでしょう。

 

 

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