幸楽苑が大みそかと元旦に閉店

幸楽苑が大みそかと元旦に休業

ラーメンチェーン店企業の幸楽苑が年末大みそかの午後３時以降と新年元旦を休業することを発表した。人手不足対策と従業員への負担増を軽減するためとのことです。

思えば、筆者が大学の学生時代、たいていの店は、そうだった。

年末の大みそかには、早めに閉店してします。

そして、元旦どころか、1～3日はどこも店じまいしてしまいます。

筆者もこれには苦い思い出があります。そういう世情に疎い学生であった筆者は、東京で生活を開始した1年目の末に、親しいひとと1月3日に映画に行く約束をしていた。

そして、年末、さあ食事でもと思って外へ出かけたら、店がやっていない。ウソだろうと思いつつ周辺をあちこち見て回ったのですが、ない。やってない。

まさかと思いつつ、東京でこんなことが起きるなんて信じられない面持ちでした。

とはいえ何も食べない訳にもいかず、年末はとっておいた即席ラーメンでしのいだものの、その翌日の元旦、そして2日目。どこも食べる店が見つからない。

飢えに耐え忍び、生きた2日間。さすがにこれはまずいと、実家に帰り、食にありついた次第です。

そうです、当時、40年前までは、コンビニもほとんどなく、「年末・年始は、店がオープンしていない」ことが「常識」だったわけです。

そして、コンビニやマクドナルドなどのファストフード、すかいらーくなどのファミレスが、この常識を破壊しました。

年末、年始もオープンしている店。

これが珍しかったこともあり、ふだんの日曜日よりも繁盛する日。

すると、働くアルバイトもたくさん必要な日でした。

「お祭り騒ぎ」のようにアルバイトも喜々として集まり働いてくれた日々。

そうした昔に、そろそろ戻る頃かも知れない。

何も無理して、年末・年始に「外国人労働者」を移民させてまでして、店をオープンしている必要はない。

そう思わないだろうか？

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