外食ゾーンは魅惑的な場所だが、離れるとたいへん

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外食ゾーンは魅惑的な場所だが、離れるとたいへん

売上予測,立地について

2018/11/09 外食ゾーンは魅惑的な場所だが、離れるとたいへん

この市場拡大に関してちょっと面白いことが見つかっています。

 

それは、業種業態がある程度似通っているような場合、右記のように全く異なった場合よりも、市場拡大がひじょうに大きくなる傾向にあるというものです。
例えば、和食レストランと洋食レストランがあると市場拡大は2に近いのですが、ここに中華レストランといういずれに対してもよく類似したような業態の店ができますと、市場拡大は3ではなく、4や5に近い値になることがあるのです。

 

この理由はまだあまりよくわかっていませんが、類似性の高い店が増えることによって、その立地の価値(魅力度合)が格段と上がるのだと推測されます。

 

ですから、より広い商圏からお客様を呼び寄せ、頻度も増やすのでしょう。

 

 

 

資本力があるチェーン店では、類似の業態をいくつも開発し、同じ敷地に複数同時に出店させ標準以上の売上を実現させるという戦略をとっているのはこの効果を知っているからです。
郊外では、類似な店が同じ幹線道路沿いに数十~数百mときわめて近い範囲にいくつも並んでいるような状況を見かけませんか?

 

これは“外食ゾーン(領域)”と呼ばれますが、これも同じ理屈です。

 

このゾーンは、地域に対して強い吸引力を発揮するのです。だから、このゾーン内は標準より売れます。

 

 

 

注意すべきは、このゾーンから離れた立地です。

 

ゾーンに吸引されるあおりをくらってしまい、その立地では商売は難しくなります。

 

不振店になりやすいのはこうした立地ですから注意してください。

 

図 (地図)

千葉市緑区おゆみ野の外食ゾーン(斜線部分)
この外食ゾーンから1.5km離れたA外食チェーン店はブランドが変わっても相変わらず苦戦している模様です。

 

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●同業店がオープンしたら自店の売上があがることもある?!
●市場拡大してから、競争力の違いで売上が決まる
●商品も売り方も異なる店同士ならば、市場拡大は2以上になる

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