違う地域同士を比べたとき交通量は無意味だ

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違う地域同士を比べたとき交通量は無意味だ

立地について,実査

2018/10/28 違う地域同士を比べたとき交通量は無意味だ

 

お花見の名所はどこもたいへんな賑わい。

 

そうした催事には必ずある出店(でみせ)。

 

もちろん、たくさんの人が集まり、歩いているから儲かると思って出店(しゅってん)しているわけですが、そうなると「交通量が多ければ売れる、繁盛する」と言えそうですね。

 

しかし、これは、そのままで決して鵜呑みにしてはいけません。

 

それが、ここで筆者が一番言いたいことです。

 

 

確かに、「交通量が多ければ売れる」は一面の真実を言っています。

 
人がだれも歩いていない路地裏に出店するより、表通りで人がたくさん歩いている通りに面して出店したほうが、よっぽど売上げが高くなるのは多くの場合、事実です。

 
ですから、もし売上げ不振で困っていて、表通りに賃料もほどほどの物件が見つかったとしたら、リロケートすることを考えても良いでしょう。

 

交通量が多いぶん余計に人々との接触機会が増え、認知度も上がるからです。お店の受け入れ態勢さえ良ければ、より繁盛できるでしょう。

 

 

 

では、どんなときに、この「交通量が・・・」がウソになるのでしょうか?

 

これは、違う地域同士を比べたときに起きるのです。

 

つまり、上の例では、同じ街で、同じような環境だから言えるのです。

 
これが、違う街で、新たな物件が出てきたというような場合は、ウソになります。

 

街が違う、駅が違う、環境が違うという場合は、交通量の単純比較はきわめて危険です。
とりわけ、オフィス街などのように、朝夕の交通量が著しく多いような街と比較してはいけません。

 

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