交差点立地以外はだめ立地なのか?(前半-1)

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交差点立地以外はだめ立地なのか?(前半-1)

立地について,飲食店経営

2018/03/21 交差点立地以外はだめ立地なのか?(前半-1)

郊外ロードサイドで、店舗を運営していて、「やっぱり、交差点じゃないと立地はだめだよ」のような話をあなたは聞いたことがありませんか?

「そうかあ、交差点じゃないから、うちはお客さんが来ないのか」と納得してたりしませんか?

10年ほど前、ある大手新聞で「外食産業も出店できる立地がない。日本中の交差点をチェーン店が取り尽したからだ」という主旨の文章をどこかの大学教授が書いていました。

この教授も、「交差点立地こそ良い立地、それ以外はだめ立地」と思い込んでいるようです、

 

しかし、本当にそうでしょうか?

 

そこで、千葉県に出店している大手和食店の立地を地図上で調査しました。比較的郊外立地が多い業態なので調査に適しているからです。夢庵、和食さと、華屋与兵衛、とんでん、味の民芸の4ブランド(企業)、100店です(図1の○印)。

千葉県にある大手和食店

すると、確かに「交差点の角地にある」という立地が一番多く、40店舗ありました(図2グラフ。ただし、その過半数の21ヶ所は、「T字路交差点」でした)。それだけ、各チェーン企業は、交差点を優良立地だと認めていると言えそうです。

交差点に対する店の位置

しかし、交差点が優良立地と見なされやすい立地は何でしょう。

その理由は3つあると考えられます。

まず、第1に 「交差点が商圏を拡げる働きをする」と思われるからです。

通常の道は、2方向からしか来られませんが、交差点では、4方向から来られます。T字路なら3方向、五差路なら5方向から、人々が集まってくるというわけです。つまり、広い範囲に商圏が広がります。商圏が広がれば、売上も高くなります。

第2に、「交差点の信号機によって、走る車を強制的に停止させる」からです。これは、車ドライバーの視界性に大きな影響を与えます。運転している時、ドライバーは正面しかみられませんが、停止すればどこを見ても良いのです。交差点で停止することで、視界が広がり、とりわけ交差点にある店にも気が付きやすくなります。じっくり、見てもらえます。

第3は・・

 

 

 

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