広域に道路が延伸しないなら看板が不可欠 売上予測・立地調査の所見9

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広域に道路が延伸しないなら看板が不可欠 売上予測・立地調査の所見9

立地について

2018/02/03 広域に道路が延伸しないなら看板が不可欠 売上予測・立地調査の所見9

物件周辺の地域(2km圏)は、人口がやや少ないものの、その増加率は20年間で260%ときわめて高い。
調査すると、地域の建物は戸建てが多く、1世帯当たりの年間収入では、300万円~500万円未満の世帯の比率が福岡県平均/全国平均よりきわだって高い。
大きく俯瞰して見ると、人々は、南東から北西に向かって行動していることが推測されるので、南東に人口の密集を期待したいところだが、その大半は田畑になっていて期待できない。この意味では残念な立地である。
ただし、南の三国が丘駅周辺の人々が、「久留米基山筑紫野道路」の城山ICを利用する際の抜け道として、物件前が利用される可能性が残る立地である。
しかし、それ以外は、広域から必然的に物件前道路にまで至るケースはほとんど考えられない立地だ。
したがって、仮に出店した場合、住宅街「光が丘」の住民3600人全員への強いアピールとGoodWill(グッドウィル:好印象)の獲得、顧客化は売上確保の絶対条件となる。

また、パブリシティ、SNSや口コミ、評判を介した広域からの「目的来店」が次の大きな課題となる。
その際、「看板推奨地1、2」あるいは、山家バイパス沿道などを調査し適切に看板を配置し、来店時に顧客が道に迷わないようにする工夫を忘れてはならない。

売上予測の中央値は、107万円と低めであるが、余分なコストを極力排除し収益を確保した上で、固定客を増やして行かれることを希望する。

出店に当たっては、慎重な判断が必要と考える。

 

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【調査報告書を書くには】

報告書を書くには、総合意見、総合所見を書くことがきわめて重要である。

そこに、作者の分析結果としての真髄が現れていなければならないからである。

何でも良いから書けば良いというものではない。

立地調査報告書も同じである。こうやって、「売上予測・立地調査の所見」シリーズを紹介しているのは、これらはすべて「実際に」報告書に載せた文章であるからである。相手に、調査報告者の心底の意図が伝わるように書かなければならないので、その見本をたくさん読んで見ておくと良い。きっと「売上予測報告書」をこれから書くという人には役に立つだろう。

 

 

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