1980年代マクドナルドには劇的な売上アップが2回あった。

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1980年代マクドナルドには劇的な売上アップが2回あった。

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2017/12/26 1980年代マクドナルドには劇的な売上アップが2回あった。

1980年代マクドナルドには劇的な売上アップが2回あった。

 

たぶん他の多くのチェーン企業でも経験しているだろうが、私が知る限り、日本マクドナルドの劇的な売上アップの現象は過去少なくとも2回あった。

それも、1980年代である。

 

まず、起きたのが、マックシェイクの大ブレークである。定番商品として、マックシェイクのフレーバーは、ヨーグルト・チョコレート・ストロベリーそしてバニラの4種類であった。

そのマックシェイクに、1980年代の初頭、「バナナ」が加わった。実は、同じプロモーションの中には、「青りんご」などもあったのだが、爆発したのは「バナナ」だった。たしかに、それは「バナナ」の味がした。しかし、本物のバナナの味では決してない。

本物のバナナよりも、「バナナ」っぽい味がした。そういえば、子供の頃、バナナ味のアイスキャンデーを食べたことがあるが、その味である。

これが、大ブレイクした。

 

 

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世界最強のシェイクマシーンを日本マクドナルドは最初から導入していたが、そのマシーンが悲鳴を上げるほどに凄まじい売れ方だった。

こんなに日本人はバナナ好きだったのか?といぶかるような異常な売れ方だった。

200円のマックシェイクが1日1000~2000個売れる。そんな日が、どの店でも起きた。

 

 

2回目の劇的な売上アップは、1980年代の後半に入ったころ起きた。

「チキンマックナゲット」の登場である。

この時も、ほとんどの店で、対前年30%以上の売上アップが起きた。

月商1500万円の店は2000万円に、2000万円の店は3000万円に、あんまり売れたものだから、社員全員に、大決算ボーナス5ヶ月が、翌年3月に出た。

その頃の店長の月収はだいたい40~50万円であったから、夏・冬のボーナスと決算ボーナス含めて、年収はその16倍あった。640万円~800万円。

これだけ給料をもらっていれば、多少労働時間が長かろうが、1ヶ月の休日が0になろうが、誰からも文句の出ようがない。

そして、その大決算ボーナスの年は、さらに4ヶ月加わり(5-1)、800万円~1000万円。

一部の店長やスーパーバイザーは、確定申告が必要と思われた。

凄まじい給与。それを可能にした爆発的な売上アップ。マクドナルドの底力をまざまざと見せつけられた10年であった。また、最高に幸せな時代であった。

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