調査し売上予測する部門を持つメリットは3つある。

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調査し売上予測する部門を持つメリットは3つある。

売上予測調査部

2017/12/23 調査し売上予測する部門を持つメリットは3つある。

調査し売上予測する部門を持つメリットは3つある。

 

売上予測をするということは、つとめて重要な業務である。

 

確かに、経営者がOKを出さなければ出店はできない。

確かに、経営幹部が認めてくれなければ、会議にも上程できない。

確かに、店舗開発部がなければ、物件さえも見つけてこられない。

確かに、営業部長が認めなければ、店舗の営業は難しい。

 

しかし、そこに盲点がある。誰が、物件の売上予測をするか、という点が抜けている。

経営者が売上予測するというのなら、猛烈に忙しい中、その忙しい業務をほったらかしにして、統計学や実査手法を覚えなければならない。

そんなことは現実的ではない。

確かに、経営幹部ならば、多少の時間はとれるであろうし、統計学や実査の手法も飲み込みは速いであろう。では、経営幹部が売上予測をすれば良いではないか。

しかし、固まり出して柔軟な思考が難しくなった年齢に新しいことがどれだけ身につくだろうか。疑問が残る。

では、店舗開発部がやれば良いではないか。それはできない相談だ。店舗開発の仕事は1店でも多く出店させることである。なかなか都合の良い物件はそう簡単に見つかるものではない。今、ここにある物件を店舗にするには、その承認を得るには、売上予測は高めに出しておくに限る。

そんな魂胆は見抜かれてしまうから、他の誰も店舗開発の算出した売上予測値は信じまい。

では、営業部長はどうか?店舗開発とは利害が反対である。店舗の売上と収益責任を任せられる以上、予算未達は許されない。高い売上予測値は、新店といえども未達にはできない。だから、予算は下目に出しておくに限る。そんな魂胆が見抜かれてしまうから、だれも営業部長が算出した売上予測を信じまい。

 

だから、売上予測する部門が独立して設立されなければならない。

 

金銭などを含め社内管理を糺す監査部と同じである。結果についてどこからの干渉も受けない部署である。

この部門では、一つ一つの物件を客観的に調査し、売上予測分析をして、報告ないし報告する。これで、不毛な議論から解放される。

このメリットが第一。

つぎに、客観的立地条件をもとにして、精度の高い売上予測モデルを作ることだ。できれば、毎年作ると良い。1、2ヶ月をこれに当て作る。

このメリットが第二。

最終的には、この部門に属したメンバーは、全国のどこでも飛び回って客観的な調査・分析をしているのだから、たくさんの現実を見ている。

その現実をもとに、全国での出店戦略を講じることができるようになるであろう。

これが、第三のメリットである。

付け加えれば、第四のメリットも、実はあるのだ。

この部門の登場によって、「数字、客観性、分析、科学」という風土が醸成される。

メーカーや研究所なら当たり前に持っているであろうこうした風土は、流通業、とりわけ物販やサービス、飲食業のような体力勝負の企業では育ちにくい。

それは、企業としてたいへん危ういことである。

そこに、この風土が醸成され、多くの者が論理的に話し、互いに論理に基づいてコミュニケーションがとれるなら、鬼に金棒と言える。

だから、売上予測をする部門を作り、育てるというのは、結果的に企業を強くする。

これが、第四のメリット、効果だ。

 

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