交通量と商圏人口の立地神話を信用するな

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交通量と商圏人口の立地神話を信用するな

立地について

2017/12/18 交通量と商圏人口の立地神話を信用するな

出店を確かにする立地の道筋と8つの立地ポイント 1/8 1999年10月 月刊ベンチャー・リンク

売上予測コンサルティング(有)ソルブ

林原安徳

 

立地神話を信用するな

店舗開設にあって、個人も企業も、決して軽んじてはならないこと。それは言うまでもなく、店舗の「立地」である。

劣悪な立地を選択してしまっては、予期した収益を挙げるどころか、事業そのものが危うくなる。かと言って、安易な立地理論に頼ってしまえば、傷口を広げるばかりなので要注意である。

そうした安易な立地理論のなかには、まことしやかに流布されている「立地神話」というものがある。

それには、2つある。

一つは「交通量(通行量)が多いほど立地が良い」という交通量を絶対視する“交通量神話”であり、もう一つは、「商圏人口が多いほど、立地が良い」という商圏人口を絶対視する“商圏人口神話”である。

この二つの神話は、科学的検証をまったく欠いている。何の根拠もないウソである。

交通量(通行量)も商圏人口も、立地の良否に関わっているものの、そのほんの一部の説明要因に過ぎない(もし、今でもこの神話を流布している人がいたら、それは、犯罪的行為に近いと筆者は思う)。

 

確かに、店舗前の通行人が多い方が少ないより良いと感じる。それだけ多くの人と店舗の接点があるからだ。

しかし、何千人も通勤通学者が通る朝方より、数十人しか通っていない昼間に店は混雑する。また、一日何万台も通っている国道沿いより、数百台しか通らない地方道での売上が高い。こうした実証を筆者は十分に持っているから言うのである。

商圏人口神話についても同様である。

 

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