売上予測の手法 その1 回転率法

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売上予測の手法 その1 回転率法

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2018/01/05 売上予測の手法 その1 回転率法

売上予測の手法 その1 回転率法

 

回転率法とは、「お店の客席がいくつあるか」を元にして 売上予測を行う手法です。

 

主に、居酒屋の売上予測をする手法として、用いられてきました。

 

例えば、お店の客席数が30席あれば、これに、回転率を掛けます。

つまり、その席が何回満席になるかを、回転率というのです。

たいていの居酒屋では、1回転できればしめたもの、1.2回転あれば御の字です。

 

1回転なら、30席×1で客数を予測できます。=30人。

これに、1人当たりの客単価(平均の注文金額)をかけます。だいたい2500円くらい。

30×2500 で、1日の売上予測ができます。=75000円ですね。

 

これに、30日をかけて、1ヶ月の売上予測にします。=225万円

こういう手法です。

 

これは、昔、チェーン店の居酒屋が珍しかった頃の売上予測手法で、どこでも 計算していました。

 

この売上予測の手法は、ラーメン店にも用いられ、やはり、客席数を基準に売上予測をしていました。

ラーメン店の場合は、客単価が居酒屋より低く、せいぜい800円前後です。

その代わり、有名店なら、1回転どころか、5回転、6回転するところも出てきます。

 

この手法は、売上予測する根拠が「回転率」にあることです。

なかなかこの回転率は、意味は分かりやすいのですが、どんな数字にするかが、よく分からないのです。

この欠点を知った上で、使うのでしたら、この売上予測の手法でも良いかもしれません。

 

問題は、コンビニやスーパー、本屋さんでは、客席がないので売上予測の手法としては使えないという点です。

 
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