eStat(政府の統計窓口)で商圏データを得る方法。

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eStat(政府の統計窓口)で商圏データを得る方法。

商圏,統計

2019/10/09 eStat(政府の統計窓口)で商圏データを得る方法。

eStat。ここに「政府の統計窓口」があって、さかんに「統計」を公開している。が、いざ使う段になると、5年前はその使い勝手は著しく悪かった。
が、最近になってもう一度チェックしてみたら、だいぶ改善された。

これなら使える。

一度触ってみることをお勧めする。

下のような商圏情報が「無料」で入手できる。使わない手はない。

 

以下、「立地は怖くない」から抜粋 ******************************

 

ウェブサイトで商圏データを収集する
「政府統計の総合窓口」で「地図で見る統計(jSTAT MAP)」を使って商圏データを収集してみましょう。
① アカウントを作成
まず、「地図で見る統計」をクリックして、そのトップページを表示させてください(図表ⅰ)。

eStat
この「e-Stat 政府統計の総合窓口 統計で見る日本」という画面の右上に「新規登録」があります。この「新規登録」をクリックするとユーザー登録の画面(図表ⅱ)が出ます。eStat

その下のほうに「仮登録」がありますので、ご自身のメールアドレスを記入して、右下の「仮登録」をクリックしてください。(図表ⅲ)。

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メールアドレスを入力するだけで仮登録でき、送られてきたメールに応答すると本登録ができますので、利用するためのパスワードを6文字以上20文字以内で設定して終了です。簡単です。
② ログインする
登録が済むとすぐに利用ができますので、画面の右上にある「ログイン」をクリックして現れた画面に、取得したユーザーIDとパスワードを使ってログインします。「統計データを探す」ページに移りますので、中ほどにある「地図 地図上に統計データを表示(統計GIS)」をクリックすると、「地図で見る統計(統計GIS)」が再度表示されます。ここで、「>地図で見る統計(jSTAT MAP)」をクリックすると地図が表示されます。お馴染のグーグルマップを使った初期画面です(図表ⅴ:こちらは国土地理院の地図を載せてあります)。

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③ 集計地点で再描画します。
まず、集計したい地点の住所を左上の欄に記入してから、すぐ右の虫眼鏡アイコンをクリックします。すると、地図がその地点を中心に再描画されます。
④ エリア作成
地図の右下にある「統計地図作成」をクリックして出てくる選択肢の中から「エリア作成」を選んでください(図表ⅵ)。

eStat

すると「エリア作成」の画面が表れますので、順番に設定していきます。
最初の画面では、グループ名を入力します。ここでは「テスト商圏」と入力しました(図表ⅶ)。他にも入力欄がありますが、無記入のままでかまいません。

eStat
右下にある「次に」をクリックすると、エリアの作成方法を選択する画面になります。最初は一番簡単な「円」をクリックし「半径指定円」を選びましょう(図表ⅷ)。

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すると、「エリア名」「半径」「円の中心」を記入する画面が出ますので、順に入力していき、最後に「登録」をクリックします(図表ⅸ)。円をもう一つ作りたい時は、これを繰り返します。

eStat
終わったら「戻る」を2回クリック、「次へ」をクリックして、地図の画面に戻ります。
⑤ 統計データを決める
いよいよ、データです。地図の右下にある「統計地図作成」をクリックして出てくる選択肢の中から「統計グラフ作成」を選 んでください。
「統計グラフ作成」の画面になります(図表ⅹ)。

eStat
まずは、データの「調査名」「年」「集計単位」の3つを決めます。「調査名」は14件ありますが、「国勢調査」を選びましょう。「年」は最新の年、ここでは「2015年」、「集計単位」は「4次メッシュ(500mメッシュ)」にしました。
「統計表」の欄に、その1~その3が表示されました。ここでは「その1 人口等基本集計に関する事項」をクリックします。すると右の「指標」の欄に多くの指標がリストアップされますので、各指標名の左の□をクリックして、必要な指標を選択します。ここでは、「人口総数」と「人口総数男」を選択しています。
「指標選択」をクリックして、集計する統計指標を確定させます。

国勢調査のほかには、経済センサスや事業所・企業統計などがありますが、1kmメッシュや500mメッシュ、250mメッシュという集計単位を用いると便利です。
選択が終わったら、「次に」をクリック、次の画面で「集計開始」をクリックします。
すると、画面は元の画面に戻るとともに、キレイに色分けまで終わっています(図表ⅺ)。

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⑥ データを出力する
最後に、データを出力します)。初期画面の上、左の「三」アイコンをクリックッすると、さらに左側から、「プロット」、「エリア」、「統計グラフ」が出てきます(図表ⅻ)。

eStat
「統計グラフ」が選択された状態で、最上段に「2015年国勢調査4次メッシュ・・」と書かれたところを選択し、そのすぐ右にある「縦に並んだ3つの点」をクリックすると、小さな選択画面が現れます(図表13)。

eStat
その中の一番上の「データ値の地図表示」をクリックすると、「データ値表示」という設定画面(図表14)が現れますので、「データ値表示」は「表示」、「表示する項目」には「人口総数」を選びます。

eStat
その後、右下の「適用」をクリックすると、地図上にデータ値が表示されます。
さきほどの小さな選択画面で、「エキスポ-ト」をクリックすると、CSVファイルで出力させることができます。

⑦レポートの作成
このウェブサイトの最大の魅力はこのレポート機能です。
エリアを設定すると、自動的にさまざまなデータを集計し、グラフ化し、エクセルのシートにしてダウンロードできるというものです(図表15)はその一部です)。

eStat

無料でここまでのことができる。良い時代になったものです。

 

 

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