人々の目は「慣れ」てしまいます、だから「新装開店」!

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人々の目は「慣れ」てしまいます、だから「新装開店」!

店舗営業,立地について,店舗開発,販売促進

2019/06/26 人々の目は「慣れ」てしまいます、だから「新装開店」!

 
よく、開店景気というのがあります。これは、普段の景色とは違った景色が生じたために、人々の脳に効率良く「新しい記憶」が作られたから起きる現象と言っても良いでしょう。また、小売店では、数ヶ月に1回程度、店内のレイアウトを大きく変えます。すると、売っているものは変わらないのに、売上げが上がります。これも、「効率的な脳」が新規に記憶・認識し、新しい行動をとらせた結果であると考えることができます。

ファストフードやパチンコ店が、数年に1回、改装をするのも同じ効果を狙ったものと考えることができます。単に、新装して綺麗になったからという理由だけで客数が増えるというわけではないようです。
人間の脳や知覚は、精密にできているが故に、簡単に騙されるものでもあるということです。それは、“だまし絵”やマジックショーのことを言っているのではありません。もっと日常的、実践的なことです。

閉店
普段は貼ってない「エビスあります」とか、「○○入荷」、「土用の丑」と札が貼ってあるだけで、その日は、自然と注意が向いてしまい、来店行動に移すことがしばしばある。
よく、店頭に、小さな黒板を置いて、「その日だけの言葉」を書いてあったりしますがこれも、人々の脳の注意を向けることに多いに役立っているはずです。

まったく売れない蕎麦屋が、ファサード(店の入り口付近)だけ、きれいに作り変えました。すると、売り上げが倍増しました。

 

また、顧客の少ない喫茶店が、その外装を今までのデザインは変えず、緑基調の色から、オレンジ色基調に塗り変えたところ、やはり売り上げが倍増しました。

 

 

同じ立地、同じ商売(同じ商品とサービス)であっても、これだけの変化が起きます。

 

よく「慣れは禁物」と言いますが、店の外観も何ヶ月も何年も同じであれば人々の目は「慣れ」てしまいます。

 

そして、その「慣れ」があることで、人々にとっては、当たり前の景色になり、そして、忘れ去られる。それは、商売が悪化していくことを意味しています。
ですから、「慣れ」が来る前に、新しい刺激を発する外装にしていけば商売は長続きしていくのです。

 

 

 

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