主体商圏の設定その1は半径2kmの円を描くこと

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主体商圏の設定その1は半径2kmの円を描くこと

立地について,商圏

2019/06/10 主体商圏の設定その1は半径2kmの円を描くこと

 

 

主体商圏の設定方法
ステップ1)
まず、物件を中心に半径2kmの円を描きましょう。
これで、ほとんど出来上がりです。急いでいるときは、もうこれだけで十分です。

昔流のコンサルタント達やマーケッターと言われる人達は、「商圏は円ではない、アメーバ状になっているものだ」と、よく言われる(書かれている)ので、多くの人は、それで納得してしまうようですが、なかなか、これがどうして、そんな簡単ではありません。
商圏の描き方は、描く人の数だけできてしまいます。

だったら、いっそのこと、“円”という誰が作っても同じものにしてしまうのもアリです。

(ついでに言うと、今はやりの「ドライブタイム」とかいう高額な地理情報システムを使った商圏描画も5分で到達する範囲というと、ほとんど「円」に近い図形になります。)

てきめん

でも、「円ではなあ・・」と抵抗のある方は、次のステップに進んで形を補正してください。

ステップ2) ・・・補正1
店前(物件前)道路がありますね。これが、半径2kmの円と交差しますか?
だったら、その交差したところから、さらに、半径1kmの円を描きましょう。
もし、店前道路が東西に伸びている道なら、東へ1km、西へ1km延長するわけです

仮に、店(物件)の前が、大きな交差点であったなら、どの方向にも1kmほど延長します。
この手順を行うと商圏は、「たんこぶ」ができたような形になります。

この補正1は、店前(物件前)道路によって、商圏はその方向に広がりやすいという経験則に基づいています。
ついでに言うと、2kmの商圏の2kmは、車で「5分」の距離です。
「5分以内に到達できる距離」が、食事するために必要な「近さ」だということも、経験則でわかっています。
仮に、渋滞するような道路なら、2kmも行けません。逆に時間帯によっては、スイスイ行くことができて、3km、5kmまで行けてしまうことがあります。それでも、基本は2kmですよ。

さらに、大事な補正が2つほどあるのですが、それは次回のお楽しみ。
今回はここまでとしましょう

 

 

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