マーケット規模とは、『人口』のことではない

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マーケット規模とは、『人口』のことではない

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2019/05/11 マーケット規模とは、『人口』のことではない

立地コラム(12)マーケット規模とは、『人口』のことではない
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マーケット規模というと、すぐ「人口」と結びつける人がいる。
人口が大きければ、マーケット規模が大きく、小さければ小さい、と。
確かに、直感的には正しいように思えるから、これを否定する人は少ない。

 

 

しかし、私の理論「SORBICS」では、これをきっぱり否定する。
人口は、マーケット規模を作る要因のひとつであって、マーケット規模そのものではない。
そして、人口は立地の良否を決定付けることはないが、マーケット規模は決定的である、と。

すなわち、マーケットとは「売買取引をする市場」である。
その規模であるから、マーケット規模とは、「(市場の)取引き」の規模を指しているのであって、単なる「人口」ではない。

 

前回にも書いたが、それは商業統計で捉えることができる。
たとえば、小売業店舗数、小売業店舗従業員数、小売業店舗年間販売額、小売業店舗面積、小売業店舗来客用駐車場数などである。
人(人口など)が集まり、そこで、売買取引をする。
その結果としての数字である。

 

 

これは人口そのものとは違う。
人口そのものは「その地域に住む人の数」、もっと厳密に言うと、「夜間に就寝している人の数」を表している。
これに対して、そうした商業統計で捕らえる数値は、その人口以外の人も含めた多くの人々が、その地域でどれだけの商業取引をしているか、するだけの規模があるかを表している。
「人口以外の人」とは、就業者や学生などのように流入してくる人、それこそ買い物や用事で流入してくる人、遊びやレジャーで流入してくる人を指している。

どんな目的で流入してこようと、その流入の「結果」のほうが重要である。
つまり、そこで、どれだけ商業的取引きがなされたかどうか、である。
人がたくさんいても、取引きが生じていないなら、そこは「市場」ではない。

ひらたく言えば、人々が、「そこでお財布を開いたかどうか」、「SuicaやEdyでチャリンとやったかどうか」、である。

この総量が、小売業店舗年間販売額(略して私は「コウリ」と呼んでいる)で表される。そして、このコウリこそ、立地の良否を知る上で最も重要な要因の一つでもある。

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