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人は、住んでいる場所によって他の人と似たような行動をする。

立地について,商圏

2019/05/08 人は、住んでいる場所によって他の人と似たような行動をする。

立地コラム(9)人は、住んでいる場所によって他の人と似たような行動をする。
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これは、私がだいじにしている立地上の重要な仮説である。
人は、それぞれ自由意思をもって、自由気ままに行動していると考えがちだが、本当のところはそうではない。もちろん、何から何まで似ているということはない。しかし、どこに住んでいるかによって、きわめて似たような行動をとる。
例えば、東京の西部地域、八王子や立川、世田谷に住んでいる人達の行動は、JR中央線や京王線、小田急線などを使って、新宿・渋谷方向に行動する傾向にある。朝型東向きの通勤電車が混むのはこの証しである。
同様に、千葉に住む人は西向きに、埼玉の川越や大宮などに住む人はほぼ南向きに、横浜や川崎に住む人はほぼ北向きに行動する。
こうした広い範囲の動きばかりではない。駅があれば、周辺の人は駅の方向に行動することが多い。スーパーマーケットがあればスーパーマーケットの方に、公園があれば公園がある方向に。

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もっとミクロの視野で言えば、マンションの住人は必ずそのマンションの共同玄関を通る。民家だって、その家の玄関を通る。
そんなこと当たり前のことだと言って済ませてしまえばそれっきりだ。
しかし、人は与えられた環境が同じであれば同じような行動をとる、とらざるを得ないことに着目すると次のことも言えてくる。同じ地域に住む人達は、誰もが同じように店の場所や名前を知る、それは行動が似ているから、と。
したがって、地域別にそこに住む人達の行動特性を知ることができれば、ある特定のチェーン店の地域への認知浸透度がどれほどあるか、さらに同じような浸透度になるために効率的な出店配置をしているかどうかもわかる。
私が考案して、すでに幾つかの有名チェーンで採用し実用化している「ブランデリア出店戦略」はまさしくこの原理を使っている。
効率的な地域ブランドを確立しながら店舗を展開していく。これに優る出店戦略はない。
単にポイント(点)を押さえていくだけで出店していけた良き時代は終わった。地域(ブランデリア、面)で過剰出店にならぬよう、さりとて過少出店に甘んずることなく効率的に配置していかなければならない。
立地は「立地判定」や「売上予測」に終わらせず、人々の行動類型まで対象にした理論に基づいてこそ生きてくるというものだ。こうしたことに気づいているチェーン企業はまだ少ない。

 

 

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