まだまだある、お客さまを遠ざけるインアウト障害の事例

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まだまだある、お客さまを遠ざけるインアウト障害の事例

店舗営業,売上予測

2019/02/27 まだまだある、お客さまを遠ざけるインアウト障害の事例

売上予測をエクセルで極める その174 インアウト障害

●日射
日差しが問題というと奇異に聞こえるかもしれませんが、過剰な日差しはあまり良くありません。特に夏場に太陽の強い光や西日が差し込むような店は敬遠されがちです。テントを付けたり樹木を植えたりして緩和する必要があります(図8)。

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□ロードサイドの場合
来店手段の大半が、自動車であるロードサイド立地である場合、上記に加えて次のような点に注意すべきです。
●駐車場入り口の広さ
道路から車が進入するための間口を切り下げと呼びますが、これが最低6メートル以上なければなりません(図9)。

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また、仮にそうであっても、入り口すぐのところにポール(図10)やノボリ看板などを立てることは禁物です。それらがあると車ドライバーが安心して進入することができなくなります。

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●入り口を示すサイン
入り口がどこにあるかが分からなくて通り過ぎることがよく発生します。駐車場の間口はあれば良いというのではなく、できれば100メートル以上手前から、どこが間口になっているかが分かるようにすることです。見えないならば、サインブロックを設置するなどの工夫が必要です。
●幹線道路へ出る案内
駐車場からのアウトに関しても配慮が必要です。初めて来店されたお客様は、中央分離帯がある道路に出るために、どうやって迂回したら良いか、また、どうやって幹線道路に抜けたら良いか知りたいものです。もし、安全で便利な抜け道、裏道などがあるのなら、そうした案内を店内や駐車場に掲げてあることがお客様の好感を得ることに繋がり、再来を期待することができます。アウトへの配慮は忘れがちですので特に注意してください。
●自転車への配慮
郊外の店でも自転車で来店する人は少なくありません。そうしたとき、きちんとした自転車置き場があるとないとではお客様の受ける印象は格段に違います。日射や雨を除ける屋根が付いていれば安心です。自動車が停めるには無理のある区画があるようでしたら、こうしたことに活用すべきです。

まとめ
以上のようにいろいろ挙げてきましたが、要するに人々の目線に立って少しでもお店に入りにくいという心理的要因があったら、それがインアウト障害(物)です。もちろん中には店ではどうしようもないこともあるでしょう。しかし、改善できることがあるなら、少々のお金はかかってもお客様のためになることですから、長い目で見れば得なのです。積極的に改善していきましょう。
図1駅と店との間には植栽とガードレールがあって直接行き来ができない。

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図2 駅と店との間には、バス等の車があって直接の行き来はできない。

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図3 奥の店はたくさんの店が放置されています。しかし、手前側の店は自転車がほとんど置かれていません。これは店の努力によるものです。
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