影響が少ない競合関係の3つのケース

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影響が少ない競合関係の3つのケース

売上予測,商圏

2019/02/26 影響が少ない競合関係の3つのケース

 

反対に、どういう場合に影響が少ないでしょうか?
第一は、マーケットが大きい場合です。ここでいう大きいマーケットとは、周辺の購買需要(注)が人口や昼間人口に比べて大きいことを言います。需要が大きい分だけそこはすでに多くの店で需要を分かち合っているため、1店舗くらい増えた程度ではあまり影響が出にくいのです。
第二は、ライバル店の面積が自店に比べ格段と小さいような場合です。3分の1程度ならばほとんど影響はないと考えても良いでしょう。
第三は、ライバル店がTGより遠くに出ている場合です。これは遠い分だけTGの影響を受けにくくなるからです。

では、ライバル店が出店した、出店する予定というときはどうしたら良いでしょう?
影響が少ないような立地であれば見過ごせば良いかもしれませんが、なかなかそうとは限りません。相手も競合ライバルがいることが分かっていながら満を持して出店してくる、きたのです。
まずは、セオリー通りに対応することをお勧めします。立地と営業の現状を把握し、ライバル店の強み・弱みと自店の強み・弱みを冷静に比較することです。
その上で、商圏内のお客様が自店に求めていることを強化し、自店に不満を持っていることを解消するための活動、サービス強化を図ってください。

今回の資料
図1商圏重複と市場拡大

2つの店は、商圏が重なり合った部分で市場拡大が起きる。ここにいる人々の購買頻度が1.4倍になる。

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図2 売上影響度

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図3 動線図

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500m圏の境界21ヶ所から駅(TGの一つ)に向かう最短経路の動線を描いたもの。すると店Aは地点1~15、店Bは地点16~21から来ていることが分かり、まったく動線が違うことが判明する。この場合は互いの影響は受けにくい。
一方、C店は地点6~10がA店と同じであるのでA店の3分の1に影響することがわかる。
(株式会社ゼンリン「電子地図帳Zi17」を使って作成しました)
(注)購買人口 地域の小売年間販売額を1人当たり全国平均小売年間販売額(105万円)で除した値

 

 

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