「立地が良い」だけではだめ。売上予測できるようにしよう

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「立地が良い」だけではだめ。売上予測できるようにしよう

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2018/12/20 「立地が良い」だけではだめ。売上予測できるようにしよう

「立地が良い」だけではだめ。売上予測できるようにしよう

「駅前の1等地だから(立地が良い)」、「店前通行量が1万人以上あるから(立地は)だいじょうぶ」、「○○スーパーの出入り口から良く見えるから(立地が良い)」・・・
こういう常套句が、出店するかどうかの決め手になっている個人、チェーン企業は多いと思います。特に、2番目の通行量は、車と合わせて本当に良く説得材料に使われています。しかも、たいへん昔から「立地の定石」のように扱われてきました(余談ですが、今でも、フランチャイズ本部が裁判沙汰になって加盟店側に責められる時、「本部は通行量調査さえしてくれなかった」と主張して、司法もこの主張を支持するといった判例もあるくらい通行量は一般的に大事にされています)。

もちろん、賢い個人・チェーン企業は、単一の立地要因だけを決め手にしていることはないでしょう。むしろ、チェックリストを用意して、数十項目以上のチェックを行って、得点化し「総合得点」を出していることのほうが多いかもしれません。
しかし、立地は立地、立地のこの要因が良い、この要因は良くない、こちらの要因は・・・のように立地にまつわるどんな要因をチェックしてみたところで、それだけでは、まったく意味がないことのほうが多いのです。

もっと言うと、チェックリストを使って、立地の総合得点が良かったとしましょう。
「だからなに?売れるの?売れないの?」というのが、偽らざる筆者の気持ちです。
私のように長いこと店舗立地についての研究をやっていますと、いろいろな場面で、「立地判定チェックリスト」を作ることを求められます。そうして、表1や表2、表3のようなチェックリストを作って来ました。しかし、それはやむを得ぬ場合だけで、「このチェックリストさえあれば万事うまく行きます」と言うわけではありません。

立地の良否を考え、決めるのは何のためでしょう?
言うまでもなく、それは、その立地で、商売して行けるか、利益を出せるかを前もって想定しておくためですね。
もっと突っ込んで言うならば、売上予測をするためですね。
ここのところ重要です。
「そんなこと決まっているではないか」とあっさり返事された方、そうあなた、要注意ですよ。
失礼ですが、あなたには近い将来大きなリスクが襲いかかろうとしているかもしれません。

「売上予測」と一口で言ってもそのやり方にはいろいろな方法があります。共通しているのは、立地の要因と売上との関係性を、「数字」で繋げていることです。
では、あなたは、どのやり方を使って、売上予測していますか?
立地の要因の何が、売上げにどれだけ関係していて、別の要因はどれだけ関係していないか、などをあなたは、把握していますか?
それがわからないと、いくら立地が良いとあなたが感じたとしても、「だから売上は○○万円だ」と言えませんね。「だから」の理由を言えなければ、直観に頼って言うしかありませんね。
つまり、そこなのです。あなたに、大きなリスクが襲いかかろうとしている理由は。
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立地のチェックリスト

 

 

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