同業店がオープンしたら自店の売上があがることもある?!

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同業店がオープンしたら自店の売上があがることもある?!

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2018/11/05 同業店がオープンしたら自店の売上があがることもある?!

同業店は敵か、ライバルか。

 

みなさんは、どう考えるでしょうか。

 

 

 

自店舗と同じ、か、ひじょうによく似た商品・サービスを扱い、売り方も同じかひじょうによく似ているような店を同業店と言います。

 

 

例えば、ファストフードなら、

 

マクドナルド、ロッテリア、ファーストキッチン、バーガーキング、そして再上陸の可能性があるウェンディーズがこれに当たります。

 

いずれも「ハンバーガー」を主力商品として扱い、売り方は「クイックサービス」です。

 

 

これに対して、売り方が「スローサービス」となると、モスバーガー、フレッシュネスバーガー、佐世保バーガーが同業店同士ということになります。

 

 

 

ところで、こうした同業店は、自店舗の売上げに対してどのような影響を与えるでしょうか。
一般的に、マイナスのインパクト(売上げ減少)を与えるとされています。

 

つまり、売上げを下げ、客数を減らすのですから、同業店は“敵”と言っても良いかもしれません。

 
だから、同業店のことを「競合店」と呼ぶのは致し方ないことかもしれません。

 

 

 

しかし、立地理論上は、同業店が必ずしも“敵”になるばかりと考えることはできません。ここ重要です。

 

 

 

これはどういうことかというと、同業店が自店の近くにオープンしても、売上が減少しないばかりか、逆に増加することもあるからです。

 

なぜ、こうした「常識と反したような現象」が起きるのでしょう。

 

考えてみましょう。

 

 

 

まず、競合店同士が出店している場所は、同業店が複数あることによって、店として面積や客席数が増加しますし、何より商品のバラエティが増えますので、それだけ「魅力度合い」がアップしていると言えます。

 
つまり、それだけその場所は、より多くの人が「集まりやすく」、より多くのお金を落としてくれる場所になるはずです。

 

これは、「市場拡大」と呼ばれる同業店の出店効果です。

 

 

 

図1 1店が2店になると

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