住民浸透度係数が5%以上の区画の合計を商圏と言います

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住民浸透度係数が5%以上の区画の合計を商圏と言います

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2018/11/04 住民浸透度係数が5%以上の区画の合計を商圏と言います

そして、これが最後の仕上げですが、

 

⑤それらすべての区画のうち、住民浸透度係数が5%以上の区画だけ、色塗りをします。

 

ちなみに、色塗りは、5%以上は水色、10%以上はグリーン色、15%以上はオレンジ色、20%以上はピンク色などのように、薄い寒色系の色から濃い暖色系の色に分類しておくと顧客層の厚さが際立って視覚化されます。

 

また、「3%~5%未満」というカテゴリは必要ならば入れてもけっこうです。

ただし、本来は、この「5%」という数値が重要なことで、「5%の人が来店しているのは、決して偶然ではない」ということを統計的に言っているのであって、「5%しかお客さまがいないんだ」と悲観するようなことではありません。「偶然ではない」ということは、残りの「95%」の人々も、店の努力次第で、「来ないことはない=来る」ということを指していることになるからです。

 

こうやって出来た色塗りされた区画の全体、これが「正しい商圏」です。

 

(ところどころ、色塗りされた区画に挟まれていても「色塗りされていない」区画もあるかもしれません。こういう所は要注意です。あとで本当に来れないのか、たまたま来られないのかよく検討しておく必要があります)。

 

お分かりでしょうか?

 
要するに、「正しい商圏」とは、住民浸透度係数が5%以上の区画の合計だということです。

 

こうやって、正しい商圏を描けば、必ず「商圏人口が多いと売れる」ということが証明することができます(図5)。

 

売上を伸ばしたければ、商圏を広げれば良いということがわかります。

 

 

図4
住民浸透度係数が5%以上の区画を色塗りしたものです。これが「正しい商圏」です。

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図5 散布図(横軸:正しい商圏の人口、縦軸:売上)
「正しい商圏」で算出した人口は、売上ときわめて関連していることがわかります。

 

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