地域が違うと競合店の影響力も違います

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地域が違うと競合店の影響力も違います

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2018/10/29 地域が違うと競合店の影響力も違います

 

街が違う、駅が違う、環境が違うという場合は、交通量の単純比較はきわめて危険です。

 
とりわけ、オフィス街などのように、朝夕の交通量が著しく多いような街と比較してはいけません。

 
どういうことかというと、

 

オフィス街の人達は、通勤、そして仕事、つまり「お金を稼ぎ」にその街に来ているわけであって、決して「お金を使う」ために来ているわけではありませんね。

 
歩いている人の心理状態が、「お金を使わない」ほうに傾いている。

 

だから、こういう心理状態の人が何人歩いていようと、その交通量は、”無”に等しいと言えます。

 

 

 

さほど極端でないにせよ、地域が違うということは、競合店の数も影響力も違います。

 

だから、1日に同じ1万人が歩いていたとしても、競合店が多いほうの地域は、自店舗への貢献は少ない。

 

 
また、そもそも、住んでいる人の感じ方も違うかもしれません。

 

下町的な地域なら、「低価格であること」がお店を選ぶ一番の理由かもしれません。そうしたらあなたの店はそれに答えなければいけません。
あなたが今まで出してきた地域が、けっこう所得の高い層が住んでいるような街であるなら、そうした地域でなければうまくいかないかもしれません。
ある店では交通量100人に1人、入店してくれたとしても、同じことが新しい街で言えるとは限りません。

 

いいえ、確実に違うはずです。今度は200人に1人、あるいは300人に1人しかお客さんになってくれない。そういうことが起こります。

 
異なった地域間では、1人の交通量にかかるウェイトが異なってくる。これがより真実に近いことです。

 

もう一つ、交通量があてにならない理由があります。

 

 

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