「すっぽぬけ」が起きる立地-1

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「すっぽぬけ」が起きる立地-1

立地について,飲食店経営

2018/08/27 「すっぽぬけ」が起きる立地-1

これでは客は来ない。「すっぽぬけ」が起きる立地

 

今日お話しするのは、「すっぽぬけ」です。その名のとおり、商圏内のある地域が、「すっぽり抜け落ちてしまったり」、本来なら、店の前を通るはず人達が、「すっぽり抜けて、来なくなってしまったりする現象」を言います。

前者の例としては、同業店の存在があります。

仮に、自店舗の商圏が広がっている中に、同業店が含まれているとします。そうすると、同業店の周りだけ、自店舗に来てくれるお客さんがいないというようなことがあります(図1Aの部分)。

こうした商圏が描かれた場合は、その同業店を意識して、メニュー対策やQSC改善を行っていく必要があります。

同業店がないにもかかわらず、「すっぽぬけ」が起きた地域が見つかることがあります。こういう場合、要注意です。こうした地域は、往々にして自店舗に近いことが多いのです。この地域からなぜお客さんが来なくなっているのか、その原因を徹底的に調べる必要があります。もしかしたら、あらぬ風評が立っているのかもしれません。店長自ら、その地域に出向き、住人にどんな風に自店舗が思われているのか調べてきましょう。

%e5%9b%b31図1

一方、道路の付き方が特別なため、「すっぽぬけ」が起きることがあります。

例えば、図2のとおり、普通なら、自動車はABCと通るため、店の前を通るはずなのに、実際は、ADC とショートカットしてしまうため、店の前を通らないというような現象です。

この図は分かりやすいので、この構造を覚えておきましょう。

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自動車ばかりではなく、徒歩で来る場合でも同じような現象は起きます。

 

一般的に人々は、大きな道路を渡るとき、登り降りをしなければならない横断陸橋を避けたがります。ですから、平面を行く横断歩道があれば、多少信号の時間を待っても、こちらを渡るものです。

図3を見てください。ここでは、交差点には陸橋のみで、平面を行く歩道がありませんので、(A)に住んでいる人々、働いている人々は、その交差点の陸橋(B)を通らずに、横断歩道(C)を行き来してしまいます。

すると、本来は、「良い立地」と言われがちな交差点周辺であっても、地元の人が通らない貧乏立地になってしまうのです。これが、「すっぽぬけ立地」です。

 

駅前ロータリーでも似たような現象がおきます。

 

 

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私は、立地と高精度/売上予測で「不振店」を根絶します。
有)ソルブ(StoreOpeningRiskBusters) 林原安徳
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