t値で陥る罠 売上予測の手法 その5 重回帰分析を使った売上予測 2補講

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t値で陥る罠 売上予測の手法 その5 重回帰分析を使った売上予測 2補講

売上予測,統計

2018/07/12 t値で陥る罠 売上予測の手法 その5 重回帰分析を使った売上予測 2補講

 

以前、重回帰分析に必要な指標として、t値について書いた。

 

ここでは、そのt値で陥る罠(ワナ)について期しておこう。

t値が、0~1前後の場合は、その変数は統計的に信頼できないので使わないということを書いた。

また、採用して良いのは、2以上であることであるとも書いた。

しかし、このことが、そのまま、大きな罠にはまることがある。

t値が2以上あるから、この変数(指標)はおおいに使えるのだと、何の根拠もなく信じ込んでしまうことだ。

 

良くあるケースに、「競合店の数」がある。すると、競合店が多い街ほど、売上が高い。

逆に競合店が少ない街ほど、売れない。そして、この競合店数という指標は、なんと「2より大きい」のである。

そう、そうかあ、競合店が多いほど売れるんだああ。

これは単なる「バカ」である。分析の常識をきかせれば、競合店は多いほど売れるなんていうことはあってはならない。

しかし、コンピュータが、2以上の信頼度で支持しているから良いのだと思い込む。これはまずい。

ほんとうは、競合店が多く出るほどマーケットポテンシャルが大きい、だから、売れる である。

競合店がなかなか出せないほど、マーケットポテンシャルが低い、だから、売れない。

これが正解である。

 

ただ、競合店のようにわかりやすい常識は、わかりやすい。

しかし、一旦変数として取り込んだもののなかには、どうにも説明がつきにくいものも出て来る、こういうのが一番危うい。

明確に、分析者が、説明ができる要素、項目を選ばなければ、かならず、このt値の罠に落ちる。くわばら、くわばら。

 

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私は、立地と高精度/売上予測で「不振店」を根絶します。
有)ソルブ(StoreOpeningRiskBusters) 林原安徳
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