なぜ日本のデフレ経済が20年以上も続くのか?

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なぜ日本のデフレ経済が20年以上も続くのか?

立地経済学 事始め

2018/04/17 なぜ日本のデフレ経済が20年以上も続くのか?

これは、深刻なことである。

 

1997年をピークに、日本人の賃金は20%近く減らされた。

若者はその多くが金欠病で、車も買えなければ、自動車免許もとれない。中には大学を卒業するために多額の借金を抱えもんもんとしている若者もいる。

 

なぜ、デフレ経済が終わらないのか?

 

それは、1997年の橋本龍太郎内閣からずっと、日本政府は失政をしてきたからだ。

ずっと、緊縮政策を取り続けたし、今もそのままである。

緊縮政策とは、政府の需要を減らし、国民から取る税金を増やすことである。

「国の借金は1000兆円を超え、国民1人当り800万円だ。このままだと日本は経済破綻する」と財務官僚はウソをマスメディアや政治家に吹き込む。

この考え方を支持してくれる経済学者を重用し、何の権限もないはずの民間人を取り立てて「経済成長諮問会議」のメンバーにして同じことを言わせる。

 

そもそも、デフレ経済というのは、研究されてこなかった。インフレはあってもデフレはないと信じられてきたからだろうか?

いいや、そんなことはないはずだ。

国民一人一人の消費が減っていて、企業の儲けも減って来れば、一体だれが需要を産みだすのだろう?

それは、国、政府ではないか?

「国の借金」と言うけれど、「政府の負債」のことでしょ。

「国民1人当り800万円」って言うけれど、それは何?国民が借金しているの?んなことないでしょ。政府が国債を発行していて、その国債を銀行や生命保険会社・損保会社・公的年金が買っている。

つまりは、国民は貸す側でしょ。何、反対のこと言っているのか?

 

それに、日本の国債は、「日本円建て」だから、日本円で支払わなければ、国債は買えない。で、返すのも日本円だから、日本円を受け取っても意味がある日本人だけでしょ。あるいは、日本で商売する人・法人だけでしょ。

 

国債の償還期限が来たら、ふつうに「円」を発行して返せばいいではないですか?

政府が返しちゃダメ?だったら、日本銀行に買い取ってもらえば良いでしょ。個人はできないって。だったら、銀行に買い取ってもらえば済む。

「はーい、これ1億円分の国債ね。償還期日が来たので、返してね」と言われたら、銀行さんが「はーい。1億円と利息を口座に振込んでおきますね」と返事すれば良い。銀行は、日本銀行に買い取ってもらえば良い。

はい、それで終わりですが、何か?

 

日銀は、市中にある国債をじゃんじゃん(年に80兆円)買い取っているので、市中にはもう国債が不足している。

だったら、どんどん政府に国債を発行してもらいましょうよ。

 

kokusai
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