交通量を調査して何がわかるのか?飲食店経営2015JLY(前半)

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交通量を調査して何がわかるのか?飲食店経営2015JLY(前半)

実査,飲食店経営

2018/04/03 交通量を調査して何がわかるのか?飲食店経営2015JLY(前半)

交通量って何なの?という方もいるかもしれませんね。確かに、お店の運営をしている人にとって、「交通量」は馴染みがないことかもしれません。

でも、交通量ってとっても大事なことなんです。そして、大事なんだけれど、それを誤解している人もいるのでその辺りの話しをしましょう。

交通量って何?

まず、交通量とは、人や自動車が特定の場所を通過する数のことを指します。

人だけの場合を特に「通行人交通量」あるいは単に「通行量」と呼んで区別したりすることがあります。

交通量調査として代表的なものは、国土交通省が5年毎に国道や都道府県道などの主要道路の決まった場所で決まった時期と時刻で調査しているものがあります。そして、これらはインターネット(図1)やCD-ROM(図2)で「道路交通センサス」という名前で公表されています。

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全国的なものはこれくらいですが、最近では、警視庁が東京の主要交差点での交通量を平成25年と26年に調査し公表しています。

人の交通量(=通行量)は、大都市でそれぞれ独自に調査していたり、商工会議所や商店会などが調査しているものがありますが、全国をくまなく調査した公的なものは、ありません。この点を誤解している人はいっぱいいるのですが、ありません。

つまり、通行量調査は、ほとんどの場合、誰もが自力で調査するしかありません。でも、簡単です。誰でもできます。

交通量調査の目的は?

国や自治体が行う交通量調査の目的と言えば、道路交通の円滑化を図るためや、交通事故を減らすための施策を作るための基礎資料を作ることにあります。いずれも商店の経営とは直接的には関係ありません。

商店会などが調査する通行量なら少しは関係してきます。

ただ残念なことに、この調査でも結果を活かすために分析できる人は少ないようです。だから、役に立つなんてことを聞かないのかもしれませんね。

では、企業が調査する場合はどうでしょう。その多くは、新店調査、つまり、新店を出すための立地調査の一環として行われています。

早い話が、「通行量が1日1万人以上あれば良好な立地」というような基準を設けて、その基準を満たしているかどうかを調査しているのです。中には、通行量の内○%(例えば3%など)がお客になるという仮説を立て、新店の売上予測を計算しているところもありますが、これはたいてい当たりません(交通量が分かれば売り上げが分かるという考えを筆者は「交通量神話」と呼んでいます)。

すると、交通量調査は何の役にも立たないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

 
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