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変数が多くなり、エクセルの重回帰分析が嫌いにならない内に行動すべし
エクセル(マイクロソフト社の表計算ソフト)で、重回帰分析ができると思っていたとしたら、それは半分正解、半分まちがいだ。
なぜか?
それは、エクセルで計算する対象は、「一つのまとまりのある表(マトリクス)」だけだからだ。
ここで言う”まとまりのある”とは、説明変数として用いる列が複数ある場合、それらはすべて「連続的に」並んでいなければならない。途中で、使わない列があってはならないのだ。
この点が問題にならないのは、分析者が、1回~数回だけ重回帰分析を実行するというだけであろう。
問題となるのは、数10回、数100回も、重回帰分析を実行する場合であり、本格的に分析する者にとって、エクセルでの分析が苦痛以外の何ものでもなくなることである。
すなわち、エクセルでは「実行」のたびに、列を動かしたり、範囲を再設定したりしなければならない。
その上、重回帰分析による結果(各変数にかける係数や相関係数など)は、エクセルでの実行1回につき1枚のシートが作られる。
100回も分析すれば100枚もシートが増えるのだ。もう管理ができなくなる。
こうした面倒なことが大嫌いな私(林原安徳)は、列を動かさなくても、列の上に「1」か「0」を入力するだけで、その列を説明変数として用いるかどうかを指定できるようなSheetを作った(マクロなんて使ってないので、ウィルス対策ソフトにも引っかからない)。
そして、もちろんだが、結果を別のシートにではなく、同じページ、データがあるその上のほうに全て表示されるようにした。
これで、分析にかかわるそういった「事務作業」をしなくても良いようにした。
これを私は、「エクセル重回帰」と呼んで重宝している。
一度に50サンプル、10変数を分析できるようにした。もちろん、回帰のたびに(無駄な)エクセルシートは作られない。
あとは、ちょっと工夫するだけで、100変数あろうと1000変数あろうと、重回帰分析にかける変数をおくべき所定の位置を参照先にしておけば、いくらでも、変数の選択がほとんど瞬時にできる。
ある友人が、言うには、問題はサンプル数の少なさであると指摘してくれた。
そこで、「Excel重回帰1000」という商品名で、1000サンプル、30変数まで重回帰分析できる有料のシートも開発した。
このエクセルシートに興味がある人は、こちら でダウンロード(無料)。使用するためのライセンス購入(ソフト電池)は こちら。
無料のエクセルシートに興味がある人は、こちら からご連絡ください。
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有限会社ソルブ
電話番号:048-711-7195 住所 〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合四丁目17番18号
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エクセル(マイクロソフト社の表計算ソフト)で、重回帰分析ができると思っていたとしたら、それは半分正解、半分まちがいだ。
なぜか?
それは、エクセルで計算する対象は、「一つのまとまりのある表(マトリクス)」だけだからだ。
ここで言う”まとまりのある”とは、説明変数として用いる列が複数ある場合、それらはすべて「連続的に」並んでいなければならない。途中で、使わない列があってはならないのだ。
この点が問題にならないのは、分析者が、1回~数回だけ重回帰分析を実行するというだけであろう。
問題となるのは、数10回、数100回も、重回帰分析を実行する場合であり、本格的に分析する者にとって、エクセルでの分析が苦痛以外の何ものでもなくなることである。
すなわち、エクセルでは「実行」のたびに、列を動かしたり、範囲を再設定したりしなければならない。
その上、重回帰分析による結果(各変数にかける係数や相関係数など)は、エクセルでの実行1回につき1枚のシートが作られる。
100回も分析すれば100枚もシートが増えるのだ。もう管理ができなくなる。
こうした面倒なことが大嫌いな私(林原安徳)は、列を動かさなくても、列の上に「1」か「0」を入力するだけで、その列を説明変数として用いるかどうかを指定できるようなSheetを作った(マクロなんて使ってないので、ウィルス対策ソフトにも引っかからない)。
そして、もちろんだが、結果を別のシートにではなく、同じページ、データがあるその上のほうに全て表示されるようにした。
これで、分析にかかわるそういった「事務作業」をしなくても良いようにした。
これを私は、「エクセル重回帰」と呼んで重宝している。
一度に50サンプル、10変数を分析できるようにした。もちろん、回帰のたびに(無駄な)エクセルシートは作られない。
あとは、ちょっと工夫するだけで、100変数あろうと1000変数あろうと、重回帰分析にかける変数をおくべき所定の位置を参照先にしておけば、いくらでも、変数の選択がほとんど瞬時にできる。
ある友人が、言うには、問題はサンプル数の少なさであると指摘してくれた。
そこで、「Excel重回帰1000」という商品名で、1000サンプル、30変数まで重回帰分析できる有料のシートも開発した。
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