団塊世代の動向に注意すると見えて来る。商圏分析の実務(7)年齢別人口分析

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団塊世代の動向に注意すると見えて来る。商圏分析の実務(7)年齢別人口分析

商圏

2018/02/27 団塊世代の動向に注意すると見えて来る。商圏分析の実務(7)年齢別人口分析

新規に出店する地域の場合、そこ(商圏)にどんな人が住んでいるのかを知ることは当然ながら重要なことである。

 

例えば、年齢別の人口、今までの人口・商業の推移、人々の移動交通手段、世帯年収、

今後の人口予測、出生数/死亡数、被介護者数などがわかれば、商圏の全体としての状況はわかる。これらを順次、説明して行こう。

 

一方で、商圏における面的状況も掴んでおく必要がある。どこに人々が多く住んでいて、どこに商業集積があり、どこに商圏分断・商圏拡大を発生させる要因があるかなどを、商圏データや地図を使って明確に掴んでおくことだ。

 

さて、今回は、年齢別の人口だが、人口ピラミッドを描いてみることが、直感的によく分かる。

日本の人口は、昨今、子供世代が少なく、逆に、高齢者世代が多くなっている。このことは良く知られている。

しかし、「団塊の世代」「団塊の世代ジュニア」という世代層が、日本、地域の社会・文化にさまざまに影響を及ぼす大きな要因になっている。

何にせよ、人口が多いからだ。団塊の世代は、1947年から1949年に生まれた世代のことを指す。彼らが、20歳前後になった1967~69年には、全国の大学は、左翼運動で大きな騒乱がおきた。40歳~50歳になった1987~1997年に日本は、高度経済成長から、低成長時代に突入し始めた。そして、この文章を書いている2018年、彼らの年齢は68歳から71歳で、年金生活時代になった。しかし、その多くは”元気ではつらつ”、相変わらずの”やんちゃ世代”ぶりを発揮している。

収入は、それより上の世代よりも高い傾向にある。活動の範囲も広い。文化・ファッションに強いリーダーシップを見せている。

商売において、今、この世代を抜きに考えることは勿体ない。少なくともあと10年はこの世代をウォッチする必要がある。

 

もちろん、商圏内のこの存在をよく見ておく必要がある。今や彼らは、若者より”自由なお金を持った消費意欲満タン”な世代であるからだ。

 

sayoku警察機動隊と対峙する若者達がいっぱいいた時代があった。
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