商圏の実査ではTG・同業店の確認が必須だ 商圏分析の実務(4)商圏を実査する

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商圏の実査ではTG・同業店の確認が必須だ 商圏分析の実務(4)商圏を実査する

商圏

2018/02/24 商圏の実査ではTG・同業店の確認が必須だ 商圏分析の実務(4)商圏を実査する

商圏の実査でもっとも重要なポイントは何かというと、”人々の動き”を確認することである。

 

とりわけ、ロードサイド実査において、幹線道路を走っているだけでは、商圏内の人々の動きはわからない。

ただ多くの車が遠くから来て、遠くへ向かって走っていくのを見るばかりの実査で終わってしまう。これでは意味がない。

 

では、どうしたら、人々の動きがわかるか?それは人々を動かす存在を見れば良いのだ。人々を動かす存在、それこそ、TG(交通発生源)だ。

 

だから、TGとして強い存在、ショッピングセンターやスーパーマーケットなどを確認する。そこに駐車場はどれだけあって、どのくらい車が止っているか。

出入りの頻度はどうか?閑散としていないか?車同士がぶつかるのではないかと思えるほど混んでいるか?実査し確認する。

それを、2ないし3km圏内で実査して確認する。

 

すると、一つのエリアだけに偏って人々が集まってくる(ショッピングセンターの場合、往々にしてそうだ)場合と、いくつものTGがあってそれらにほぼ均等に人々が集まっている場合とでは、商圏の状況はたいへん異なってくる。これらの確認が不可欠だ。

後者の場合、いわゆる「商圏分散」という現象を起こす。つまり、商圏内の人達は、それぞれ近くにあるTGに向かうことがあっても、遠くのTGには行かない。

これでは、商圏内の人々の効率的な吸引は困難だ。

 

もう一方、同業店も実査、チェックしておく。同業店が存在しなければ、なぜ存在しないのか?候補物件がないのか?それとも、売れないと判断しているのか?

 

逆に、多くの同業店があるような場合、やはり、確認しなければならないことがある。

 

同業店が多いことで、市場拡大が起きているなら、そこに自店舗が打って出る価値はある。

しかし、明らかに同業店同士で、カニバリを起している場合もある(同一時間帯の客層と客の入り具合を見れば分かりやすい)。この確認だ。

 

 

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