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エクセルの関数で描ける”減衰曲線”が売上予測に役立つ。売上予測の基礎の基礎(4)
減衰曲線とは、この図のような曲線のことを言う。ここでは、便宜的に、横軸をX軸、縦軸をY軸と呼ぶことにする。
最初は高い数値(このグラフでは「1」)だが、y軸から離れるにしたがって、少しづつ小さくなり、その傾向はどんどん高まり、ある一定の所、
このグラフでは、X軸の値が150くらいの所から、その減り方が少なくなりつつも減っていき、これがきわめて小さくなっても決して0より小さくなることはない。
こんなグラフを”減衰曲線”と呼ぶ。 ****************************************************************************************************
************売上予測に必要なデータは”統計てきめん2プレミア”で***************
****************************************************************************************************
なぜこれが売上予測に重要なのか、というと、立地に関わるさまざまな”力”をこの曲線に当てはめていくことができるからである。
たとえば、TGの影響度はTGに近いほど大きい。遠いほど小さい。また、このことは競合店(ライバル店)の予測についても言える。
競合店に近いほど、自店の売上は競合店の影響を受け、離れるほど売上に影響は受けにくい。
受けにくいけれど決して影響がゼロになるわけではない。
この点が、売上予測の指標を作る上で重要な関数として扱える理由である。
しかも、このグラフは、エクセルで簡単に作れる。さすがに、一つの関数でというわけには行かないが、次のような関数式で出すことができる。
y=1/(1+a・exp(b・X))
となる。ちなみに、上の図通りに描くには、a=0.01、b=0.03 とする。
この式で難しそうなのが、exp(●) であるが、これは「エクスポネンシャル●」と呼び、「自然対数の底(てい)」の●乗 とも呼ぶ。
は~?となる方もいるかもしれないが、e と略して書かかれる無理数 2.71828182845905 … のことである。
厳密に言えば、関数f(x)を微分してもまったく同じf(x)になるようなf(x)が存在し、それがy=eのX乗である。と定義する。
定義は、どうあれ、eのX乗 のことを、エクセルでは、exp(X)と表記する(こっちのほうが断然かっこいい)。
もちろん、呼び方は「エクスポネンシャル エックス」である。
そして、エクセルでは、このEXP関数は Xが入り次第、直ちに答えを出してくれる。
ちなみに、エクセルシートのセル内では、「=1/(1+$Q$7*EXP($Q$8*$R8))」のように記載する。
もちろん、$Q$7には0.01、$Q$8には0.03が入力されている。 ****************************************************************************************************
**************************************************************************************************** 売上予測で使えるようにしよう。 「売上予測の基礎の基礎」の関連記事 ●地球の円周は、4万kmだから、1度は111.11km。売上予測の基礎の基礎(1) ●緯度の1度と経度の1度は長さが違う。売上予測の基礎の基礎(2) ●エクセルで用いる角度の単位は「度」ではない。売上予測の基礎の基礎(3)
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最初は高い数値(このグラフでは「1」)だが、y軸から離れるにしたがって、少しづつ小さくなり、その傾向はどんどん高まり、ある一定の所、
このグラフでは、X軸の値が150くらいの所から、その減り方が少なくなりつつも減っていき、これがきわめて小さくなっても決して0より小さくなることはない。
こんなグラフを”減衰曲線”と呼ぶ。
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************売上予測に必要なデータは”統計てきめん2プレミア”で***************
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なぜこれが売上予測に重要なのか、というと、立地に関わるさまざまな”力”をこの曲線に当てはめていくことができるからである。
たとえば、TGの影響度はTGに近いほど大きい。遠いほど小さい。また、このことは競合店(ライバル店)の予測についても言える。
競合店に近いほど、自店の売上は競合店の影響を受け、離れるほど売上に影響は受けにくい。
受けにくいけれど決して影響がゼロになるわけではない。
この点が、売上予測の指標を作る上で重要な関数として扱える理由である。
しかも、このグラフは、エクセルで簡単に作れる。さすがに、一つの関数でというわけには行かないが、次のような関数式で出すことができる。
y=1/(1+a・exp(b・X))
となる。ちなみに、上の図通りに描くには、a=0.01、b=0.03 とする。
この式で難しそうなのが、exp(●) であるが、これは「エクスポネンシャル●」と呼び、「自然対数の底(てい)」の●乗 とも呼ぶ。
は~?となる方もいるかもしれないが、e と略して書かかれる無理数 2.71828182845905 … のことである。
厳密に言えば、関数f(x)を微分してもまったく同じf(x)になるようなf(x)が存在し、それがy=eのX乗である。と定義する。
定義は、どうあれ、eのX乗 のことを、エクセルでは、exp(X)と表記する(こっちのほうが断然かっこいい)。
もちろん、呼び方は「エクスポネンシャル エックス」である。
そして、エクセルでは、このEXP関数は Xが入り次第、直ちに答えを出してくれる。
ちなみに、エクセルシートのセル内では、「=1/(1+$Q$7*EXP($Q$8*$R8))」のように記載する。
もちろん、$Q$7には0.01、$Q$8には0.03が入力されている。
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************売上予測に必要なデータは”統計てきめん2プレミア”で***************
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売上予測で使えるようにしよう。
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