eSTATはこうやって使う　初心者用

eSTATはこうやって使う　初心者用

簡単なデータを一番早く手に入れたいなら「e-Stat」が便利。

e-Stat（イースタット）とは、政府統計の総合窓口である。国も少しは商圏分析に使えるデータを出すようになった。

例えば、「年齢別人口」を「山田〇丁目」レベルで調べられる。

その手順を簡単に示しておこう。

まず、ヤフーやグーグルで「estat」と入れ検索し「政府統計の総合窓口」にアクセスする（図1）。

e-Statの中にある「地図や図表で見る」の中の「地図で見る統計（ＧＩＳ）」、「地図に表す統計データ」の順にクリック。すると、日本の地図が出るとともに、統計項目を選ぶ画面が表示されるので、その中で「カスタムセットを作成」をクリックする。

「統計調査を選択（図2）」のところで、

「国勢調査」「平成２２年」「小地域」の順に選んでいくと、いくつもの統計項目が選択できるようになるので、「年齢別・・・男女別人口」の所に、点を打つ。そして、「マップに設定」をクリックすれば準備完了。

e-Stat　次は、あなたの店の場所を指定すれば良い。地図の上にある「指定移動」をクリックすると、

移動画面が出る（図3）ので、

市区町村を指定して、「移動」をクリックする。だいたいの場所に移動するから、マウスでドラッグして、自店舗の場所が画面の中央に来るように移動すればよい。e-Stat

最後に、「境界選択」で、商圏を設定すれば良い。

ここでは、簡単に「1ｋｍ圏」を設定しよう（図4）。e-Stat

「距離の入力」に1000ｍと記入し、その後「単一」と書かれたアイコンをクリックしてから、あなたの店（中央にあるはず）をクリックする。e-Stat

すると、画面が赤色に変わるとともに、1ｋｍ圏内の年齢別人口が瞬時に表示される（図5、図6）。

ここまでである。

あとは、あなたが関係する「△△、〇丁目」それぞれを、「手作業」で写し取り、分析に回そう。「政府」は、人口ピラミッドグラフも作ってくれないし、境界範囲内で按分集計もしてくれない。

あと得られるデータは、世帯人員別、家族類型別、住宅の所有の関係別、その建て方別それぞれの一般世帯数、産業別地位別就業者数等がある。e-Stat
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