出店を確かにする立地の道筋と8つの立地ポイント 4/8

(有)ソルブ 林原安徳

048-711-7195

lv

出店を確かにする立地の道筋と8つの立地ポイント 4/8

立地について

2017/12/18 出店を確かにする立地の道筋と8つの立地ポイント 4/8

出店を確かにする立地の道筋と8つの立地ポイント 4/8

 

第二の道筋《知覚突出性》

さて、第二の問題、「人々が見ることができるか」を問題としよう。これを、「知覚突出性」という。

知覚突出性とは、決して、「店をキンキラにすること」ではない。店のデザインが良かろうと悪かろうと、店が「自然に人々から見えること」が重要なのだ。

 

 

③ TGと動線

TGに向かう生活行動線にあるか

 

TGからの人々の動線があるかをチェックする。動線とは「日常生活行動線」という意味。TGが、駅であれ、交差点であれ、ここから店の方向に歩いて来る必然性があるとないでは大違い。

さらに、その違いはTGから離れるほど大きくなる。近ければ(具体的には50m以内)、人々は、その日常生活行動を変え易く、自店舗のある方向に変わることもでてくる。そして、店舗を容易に知覚する。

逆に、TGへ向かう日常行動線に店舗がない。また、50m以上離れている。これでは、人々が行動を多少変化させたとしても、偶然に店舗まで近寄ることはほとんどなくなる。人々が自然にその店に気づくことは、きわめて希なことになる。

 

 

④ 行動ベクトル

人々はどこと行き来しているか

 

TGは、点的な場所を指すが、そうしたTGだけを目指して人々は行動するわけではない。地域的な広がりのある行動もある。

例えば、オフィス街(事業所)と行き来している人の知覚の視野、注意力は低い。考え事をしていたり、一つの方向へ歩くことに傾注していたりするからである。

これに似て、自分の棲み家がある住宅街と行き来する場合も、たいていの人はその経路が一定している。毎日同じように見、同じような場所についてのみ関心があり、あまり他のことには感心を示すことは少なく、したがって知覚も固定している。

では、商業施設や商店街の多い地域を往復する場合はどうだろうか。

店を探すことに注意を払ったり、あるいはあちこちを見回ったりして、積極的に知覚しようとしていることが多い。最も知覚能力が高まっている状態といえよう。

 

 

⑤ 視界性

人の視界に自然に入ってくるか

 

人々の動線上にあって、知覚能力が高まっていても、肝心の店が目に入らないでは意味がない。

店舗の間口が広いなど、外観が特徴的な店であり、自然な目線の高さと角度で店舗の看板や中が見えて、何を売っているか、そこでは何が手に入るかがすぐにわかる。

これが、店舗の視界性の満点状態である。

  間口が狭かったり、店舗デザインが周辺ビルなどと融合してしまい、振り向かないと見えなかったり、探してもどこにあるかわからない、他店と見間違ったりするなど、現状の多くの店、特に商店街の商店は、「視界性に問題がある」と言わざるを得ないことが多い。

 

 

point8-4

 

TOP