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実査の意義の第2は、人間の五感を最大発揮して、感じることです。
五感とは、人間が外界からの刺激をキャッチするための器官です。
第一に、目。外界の造形や動きなどを、光の強弱、波長や波形の違いを通して受信する視覚があります。
平常時、覚醒している人間は、外部にある情報の95%以上を、この視覚から得ていると言われています。視覚は実査にとって最大の情報を得る感覚です。
第二に、耳。聴覚です。
視覚は、録画できても、聴覚は録音が難しいものです。
なぜなら、人間は、すべての音を拾って聞いているわけではなく、自分に望ましい音だけを選択して聞いているからです。
逆に、録音した音は再生されたとき、自分が聞いた音とはまるで異なって聞こえてきます。いわゆる”雑音”が相当量混在します。
人間は、その雑音を、「耳」という器官および脳でシャットアウトしてしまうわけです。だから、雑音は、聞きたいと思っても聞こえません。
実査の時でさえ、ほとんど「自動的」に雑音はシャットアウトされてしまいます。
逆に言えば、実査の時こそ「聞きたいと思う音」を意識的に変えて、聞くことです。
自転車が鳴らすベル。電柱を切る風の音。街中を歩く人々の会話。大声を張り上げる呼び込みの声。・・・・実査で耳を澄ませば色々な音声が次々と聞こえてきます。
こういう音声は、よく聞いておけば、あとから「売上予測」するときの大きな要因と気づくことがあります。それは意義があるということです。
第三に、鼻。嗅覚です。
とりわけ、飲食店が放つ匂いには独特のものがあります。コーヒー店の香ばしい匂い。ドーナツの食欲を誘う匂い。
それ以外にも、街そのものの臭いのようなもの。車の排気ガスの臭い。
時には、排水溝の臭いが漂っていることに気づくこともあります。これは致命的です。意義が大いにあります。
第四に、舌、舌覚あるいは味覚。
この感覚器官は実査ではほとんど使いません。敢えて言うなら、競合店が飲食店だった場合に、実査で競合店のメインメニューなどを味わうようなことは意義があります。
第五に、体感覚。あるいは、触覚。
実査では、暑い・寒い。重い・軽い。固い・柔らかい。止まっている・動いている(振動している、揺れている)、等の感覚です。みな意義がありますね。
とりわけ意義深いのは、この体感覚が、自動車の運転心地や駐車場などへのIN・OUTなどがわかることです。
段差が道路にあったり、間口が狭かったり、駐車場に坂があったりと、運転に注意を要する場合、その程度の具合を体をもって測定する必要があります。
「まあ、この程度の揺れだったら、支障ないだろう」・「こんなに駐車が難しいのは困ったものだ」などと感じるわけです。これこそ実査です。
こうして、実査の意義の第二は、五感を最大限使って、立地と商圏を見るということです。
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有限会社ソルブ
電話番号:048-711-7195 住所 〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合四丁目17番18号
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実査の意義の第2は、人間の五感を最大発揮して、感じることです。
五感とは、人間が外界からの刺激をキャッチするための器官です。
第一に、目。外界の造形や動きなどを、光の強弱、波長や波形の違いを通して受信する視覚があります。
平常時、覚醒している人間は、外部にある情報の95%以上を、この視覚から得ていると言われています。視覚は実査にとって最大の情報を得る感覚です。
第二に、耳。聴覚です。
視覚は、録画できても、聴覚は録音が難しいものです。
なぜなら、人間は、すべての音を拾って聞いているわけではなく、自分に望ましい音だけを選択して聞いているからです。
逆に、録音した音は再生されたとき、自分が聞いた音とはまるで異なって聞こえてきます。いわゆる”雑音”が相当量混在します。
人間は、その雑音を、「耳」という器官および脳でシャットアウトしてしまうわけです。だから、雑音は、聞きたいと思っても聞こえません。
実査の時でさえ、ほとんど「自動的」に雑音はシャットアウトされてしまいます。
逆に言えば、実査の時こそ「聞きたいと思う音」を意識的に変えて、聞くことです。
自転車が鳴らすベル。電柱を切る風の音。街中を歩く人々の会話。大声を張り上げる呼び込みの声。・・・・実査で耳を澄ませば色々な音声が次々と聞こえてきます。
こういう音声は、よく聞いておけば、あとから「売上予測」するときの大きな要因と気づくことがあります。それは意義があるということです。
第三に、鼻。嗅覚です。
とりわけ、飲食店が放つ匂いには独特のものがあります。コーヒー店の香ばしい匂い。ドーナツの食欲を誘う匂い。
それ以外にも、街そのものの臭いのようなもの。車の排気ガスの臭い。
時には、排水溝の臭いが漂っていることに気づくこともあります。これは致命的です。意義が大いにあります。
第四に、舌、舌覚あるいは味覚。
この感覚器官は実査ではほとんど使いません。敢えて言うなら、競合店が飲食店だった場合に、実査で競合店のメインメニューなどを味わうようなことは意義があります。
第五に、体感覚。あるいは、触覚。
実査では、暑い・寒い。重い・軽い。固い・柔らかい。止まっている・動いている(振動している、揺れている)、等の感覚です。みな意義がありますね。
とりわけ意義深いのは、この体感覚が、自動車の運転心地や駐車場などへのIN・OUTなどがわかることです。
段差が道路にあったり、間口が狭かったり、駐車場に坂があったりと、運転に注意を要する場合、その程度の具合を体をもって測定する必要があります。
「まあ、この程度の揺れだったら、支障ないだろう」・「こんなに駐車が難しいのは困ったものだ」などと感じるわけです。これこそ実査です。
こうして、実査の意義の第二は、五感を最大限使って、立地と商圏を見るということです。
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●実査の意義の第5は、仮説し検証することです。
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