売上予測の手法 その4 比較法

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売上予測の手法 その4 比較法

売上予測

2017/10/30 売上予測の手法 その4 比較法

売上予測の手法 その4 比較法

 

売上予測の中で、人が勘と経験で行う手法としては、もっとも精度が出る手法です。

 

これは、いたって簡単なアルゴリズムに基づいています。

立地の要因と思われるデータを、2~3種類、あるいは10種類くらい用意して、

既存店3~4店舗のデータと売上予測する物件のデータを比較して、答えを出すものです。

 

たとえば、商圏人口、店の売場面積、同業店の数、TGからの距離 という4種類のデータを集めて答えを出します。

既存店のデータも、物件のデータも揃いますね。

それを、比較表にして、それぞれの種類で物件と既存店を比較するわけです。

ここで、ポイントは、既存店には、売上がわかっていることです。

 

すると、この商圏人口のときは、売上がこんなものだ。売場面積がこのくらいあれば売上はこのくらいだ。

という具合に、比較して行って、物件の売上は、最終的にこれくらいだろう。と答えを出すことができます。

 

考え方としては、商圏人口が既存店で2万人いる場合に、1500万円という売上があることに比較して

物件の商圏人口が1万人しかない場合は、1500万円という売上は難しいことが想定できます。

ほかのデータでも同様です。

ただ、すべてが常識的に答えが出るとは限りません。

 

たとえば、A店では店舗面積が30坪しかないのに1200万円売れている。でも、B店は店舗面積が80坪もある大きい店なのに

800万円しかいかない。こういう変な関係というのも、ありがちです。

 

これを、分析者が、どう考えるかが大事なってきます。

B店の店舗面積は、広すぎていて、もっと狭くしてもやっていける。と考えるか

A店の場合は、店舗面積のほかに、もっと有利な条件が働いている。と考えるかです。

 

いずれにせよ、この売上予測の手法は、店舗実査や熟練がものをいいます。

売上予測を始めたばかりの人にとっては、難しい手法です。

 
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