理髪店の看板は、知らない人がいない最高によくできたレベル

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理髪店の看板は、知らない人がいない最高によくできたレベル

視界性・看板

2017/10/23 理髪店の看板は、知らない人がいない最高によくできたレベル

これほど時代を感じさせる店はないですが、理髪店であることは一目瞭然ですね。看板としては最高レベルということです。

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どうしてこんな素晴らしい看板ができたのでしょう。

 

もともと戦争の多い西洋で発明されたようです。

これは、外科医がいるよという意味なんですね。

赤と青は血管。動脈と静脈を表す色です。そして、白が「包帯」。

つまり、戦場で負傷した兵士を救護する場所だね。ここにおいで~ って、遠くから分かるようにこの看板ができたわけだ。

外科医と言えば、メス、つまり、鋭いナイフだね。

 

この外科医が、戦争の無いときは、そのナイフで 兵隊さんの髭剃りをしていたというわけだろうね。

この「ナイフ使い」だけの人=理容師がお店を出したとき、看板も借用してしまったということかな。面白いよね。

 

話しは変わるけれど、

赤、青、白 この色の組合せって、フランス国旗ですよね。

自由・平等・博愛を三色は表しているそうですが、フランス革命のときに、パリ市民軍の赤と青の帽子のマークに、白の帽章を組み合わせたもんだそうな。

 

で、この組み合わせをトリコロールと言うのだそうですが、床屋さん:理髪店の看板もトリコロールってことでしょうか。

 

さて、看板は、人がそれを見てすぐに知覚できる、認識できることがもっとも重要です。

 

その点、理髪店の看板は、じゅうぶんそのいずれの条件もクリアーしています。

視界融合、すなわち、色彩融合やフォルム融合はない。しかも、動きがあるから、看板がさほど大きくなくても、知覚を刺激することこのうえなし。

もちろん、それが理髪店の看板であると、誰もが瞬時に気づく。

 

今のところ理髪店の看板に優る看板はないと思う。

 

さらに工夫したのがこれ。お見事!
理髪店 看板

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